まめまめしく働く(七二会 石鍋)
2017年7月20日 | 活動内容: |
どうも。
芋井の林檎スターから七二会のおんな木こりと呼ばれた石鍋です。
芋井同様、私も気の抜けたブログにならないよう気を引き締めてコレを書いているところです。
今月もどうぞお付き合いくださいませ。
【七二会のシンボルマウンテンからの眺め~鬼無里と北アルプス】
どういうことだか。
協力隊活動3年目にして農作業に、本気で取り組むこととなりました。
長野に来たのは自然のそばで田舎暮らしをしたかったから。
憧れていたのは百姓を営んでいた祖父母。(農業・林業・アルバイトで4人の子どもを育て上げた)
よって"山仕事"の次に"農"に意識が赴くのは当然のことでしょう。
過去のブログを読んでいただければ分かるのですが
これまでも七二会の"農"とは向き合ってきたつもりです。
今年の取り組みとの違いはお手伝い的な存在から主体的なものになったということです。
まめまめしく。。。
七二会で昔から栽培されてきた作物の一つが大豆です。
私は今季、大豆を含めた豆類を6種栽培するに至りました。
関東地方に住む人にとって豆類といえばお正月に食べる黒豆?ぐらいしか認識はないかもしれません。
(それはイシナベだけかもよ)
長野の、中山間地域と呼ばれる傾斜の多い山間の集落では、日本人の主食であるコメを作る田んぼが作れないがゆえ、畑で作れる限られた作物(主食になりうるもの)として豆類が普及してきたのかなと想像してます。その結果、長野の豆は種類が本当に豊富です。冬の豆売場は色とりどりの豆が並び、ちょっとした海外のマルシェみたいです。(参考写真がなくてごめんなさい)
さて、個人的に出来上がりを一番楽しみにしているのがぺちゃ豆です。
ぺちゃ豆はシアン化化合物が検出される場合があるとかで、現在ほぼ流通してない豆です。
見た目は花豆っぽく、厚みはぺちゃんと薄い感じです。
七二会のお母さんたちにとっては懐かしい味だということで、私も"自己責任"で食してみようと思っています。
(シアン化化合物はリンゴやアーモンドからも微量に検出されるらしい)
豆栽培の大変さは秋~冬にかけて。
今はまだ、皮算用という名の妄想をしながら草と戦う日々です。
【頑張れ!くらかけ豆!】
皮算用と言えば、
昨年冬に皮算用していた小麦は無事に収穫できました。
梅雨と太陽の合い間の短期決戦。
地元のKさんにご指導いただかなければ、カビだらけの小麦となっていたことでしょう。
この場を借りてお礼を言わせて下さい。
ありがとうございました。
無農薬小麦。虫が出ないように蚊取り線香で燻した。これもKさん直伝の技!?
この小麦も田んぼが作れない地形の生んだソウルフード!
只今製粉待ちです。食せる日はもう間近。