うちの地区のダム(小田切地区 涌田 周)
2017年7月11日 | 活動内容:活動内容 |
こんにちは、小田切地区担当の涌田です。
小田切から見た飯綱山です。小田切にも待ちに待った?夏がやって来ました!今年の夏もまた、地区から飛び出してどこに行こうかな! 長野市周辺は、温泉あり、山あり、川あり、大人でも存分に楽しめます!
今月は、小田切地区の "ダム" を紹介します。小田切地区には三つのダムがあります。
一つ目は 小田切ダムです。撮影時は大雨のあとで、ものすごい濁流です。長野市で "小田切" と言えば、小田切ダムが思い浮かぶほど有名です。 槍ヶ岳を水源とし、上高地を貫流して長野市で信濃川に合流する犀川にあるダムです。昭和29年に発電用に建設されました。えん堤の高さは21.3メートルです。中部電力ではなく、東京電力のダムでここでつくられた電気は関東方面に送られているようです。ダムの上流の流れ込み付近と下流では、放流されたレインボウトラウト(ニジマスの大型化したもの)やシナノユキマスを狙っている釣り人をよく見かけます。
二つ目は地区の北側を流れる 戸隠連峰に端を発した "裾花川" にあるダムです。昭和44年に完成した。洪水調整・上水道・発電用の長野県営のダムです。えん堤の高さは83メートルと立派なダムです。特にダム周辺の景色がすばらしい!です。
裾花ダムの約1キロメートル下流に、裾花ダムの調整池の役割としての "湯瀬ダム" です。ここは小さなダムで、時々ダムを全開にして川底が露呈しています。 ここ数年、ダムマニアが増えつつあります。小田切のダムめぐりはいかがでしょうか?
そして、いつもの僕の車両紹介です。
今回の車両は先月に続き、くせのある古い蒸気機関車です。形式は "4110形" です。
よほどのマニアでもないかぎり、しらないような車両です。蒸気機関車には珍しく動輪が5軸あり、軸配置はE型です。1914~1918年(大正3~7年)に39両が製造されました。落成後は、奥羽線の庭坂機関区に配置され福島ー米沢間の板屋峠越えに、また肥薩線の人吉機関区にも配置され人吉ー吉松間の大畑越えに活躍しました。昭和2年に人吉機関区の1両が広島機関区に転属したが、そのまま休車、廃車になった。結局、奥羽線と肥薩線には昭和23年製造の "E10形" 蒸気機関車が投入され、国鉄線からは昭和25年すがたを消しました。その後、北海道の美唄鉄道に払い下げられ、1972年(昭和47年)まで活躍しました。Nゲージでは、マイクロエースが唯一模型化していますが、再生産が望まれます。