伝えたいこと(松代地区 牧野)
2017年5月19日 | 活動内容:活動内容 |
君にも、君がいるこの国にも
まるごと恋をしたーーーー。
この文章は、4月にわたしが行った個展のパンフレットのタイトル。
" 旅する北欧展 "と題した人生初の個展は
多くの人にご来場頂きました。
もともと環境教育や野外教育に興味のあったわたしは
環境先進国といわれる北欧にも関心を寄せていました。
実際、現地に行くと日常の中に自然が溶け込んでいるのを感じます。
それなのに、生活をしている彼らからは
環境先進国という意識を感じません。
意識的にエコフレンドリーな生活をしているというわけではなく、
そこには当たり前の暮らしがありました。
そんな暮らしを育む文化や背景、教育とはどんなものなのだろうーーー。
3度旅した北欧で、見たもの、手に取ったものを通して感じたことを伝えたい。
その想いから個展を開くことを決めました。
会場とした場所は
松代町に新しくオープンしたカフェ、
「コノハナサクヤ」
![IMG_0378.JPG](http://nagano-citypromotion.com/local_pr/assets_c/2017/05/IMG_0378-thumb-600x349-7893.jpg)
ひとが集う場所がまだまだ少ない松代町にカフェがオープンし、
この町がどのように変わってゆくのか、
地域おこしの視点からこことのコラボレーションを決めました。
わたしの大好きな人たちが、新しい仲間とつながってゆくお手伝いもできたかなとおもいます。
今年は小松姫としての観光PRだけでなく
北欧と松代も繋げられたらなと大きな夢を抱いております。
少しずつ計画中です。
さて、他の隊員さんが書いているように
いまだに初めてのことだらけ。
もうひとつ最近始めたことをお知らせ!
松代地区は江戸中期から昭和初期まで製糸業が盛んだったところ。
実は工房も残っていて、そこで働いていた今年93歳になるおばあちゃんがいます。
今だからこそ、まだ継承できる!と
去年『真田紐・松代紬の会』が立ち上がったそうです。
そこに今年から入らせて頂きました。
真田氏ゆかりと伝わる真田紐、地元伝統の松代紬、この2つの普及と技術の復活、伝承を目的としています。
次世代にも伝えていきたい。
「あやが機(はた)のいのち」
そう話していたおばあちゃん。
![IMG_0375.JPG](http://nagano-citypromotion.com/local_pr/assets_c/2017/05/IMG_0375-thumb-600x570-7895.jpg)
真田紐や松代紬を自分で織れるようになって、この町にまた根づく日がきますように。
一緒になって学びたい方、絶賛募集中!です!