人生ではじめて出会った "かえる" (小田切地区:涌田)
2017年5月15日 | 活動内容:活動内容 |
こんにちは、小田切地区担当の涌田です。
借景ですが、小田切地区からは北アルプスの峰々がきれいに観えます。この景色、夏になるとほとんどみえなくなります。気温が上がると空気中の水蒸気量が増え、かすみが濃くなるからだそうです。
これは昨年の写真です。小田切地内の山を散策していると会いました。
モリアオガエルです。
冷静に書いてますが、出会ったときは大興奮でした!!
写真では大きさが不明ですが、6~7cmくらいと かなりでかいです。
調べてみると、ぼくの出身地 大阪も生息地になってます。が、会ったことはなかったです。正式な生息地は本州+佐渡島ですが、数が減ってしまってみるのは難しいそうです。
長野県では準絶滅危惧種に指定されています。
小田切の山は昭和40年代に杉が大量に植林された影響で湿度が高く、かえる君には住みやすい環境になっているのでしょうか?
こちらはアマガエルです。地区内のあちこちにいます。
この他、トノサマガエルもたくさんいます。
カエル好きにはたまらない小田切です。
そして、いつもの僕の車両紹介です。
今回の車両はDF90です。日立製作所が昭和31年に作った電気式ディーゼル機関車の試作機です。電気式ディーゼル機関車とは、ディーゼル発電機で発生した電気を使ってモーターを回して走行する方式です。1両のみの製造で、常磐線の水戸機関区に配置され 旅客及び貨物列車の牽引に使用されました。最初の塗装はかなり派手で、当時塗装の決定権がメーカーサイドにあったためです。 昭和31年に国鉄が正式に購入し、当時のディーゼル機関車の標準色である茶色(ブドウ色2号)に塗り替えられました。
昭和39年に秋田機関区に転属となり、このころオレンジとグレーの新ディーゼル色に塗り替えられたと思われます。
こんな感じで、DF50やDD54と違ってグレーとオレンジの塗りわけが、上下で逆の塗りわけでした。昭和41年頃まで使用されていたみたいですが、軸重が重すぎて秋田地区では使いづらく、入替えなどたいしたはたらき場所はなかったみたいです。晩年は東能代機関区の片隅に放置され、昭和46年に正式に廃車されました。なんとなくあわれな機関車ですが、鉄道模型界では大活躍しています。