七二会の春の花(七二会 石鍋)
2017年4月20日 | 活動内容: |
七二会地区担当の石鍋です。
長野のサクラは、今、見ごろを迎えています。
<七二会地区の対岸の地区・信里の山桜>
春、地区の方との会話は「花がどんな風に咲いたか」という話題から始まります。
花が咲いたという事は冬から春に季節が移り替わったという事です。
冬に雪が降り、春の訪れと共に花が咲く。
周りの山々の緑が濃くなったら夏。
紅葉で秋を。
春夏秋冬を視覚からも実感できるのが、中山間地域で暮らす特権だと捉えてます。
ジシャってなんだ
さて、春の訪れを一番最初に見れるのは七二会で「ジシャ」と呼ばれる木です。
3月末、山を歩いてる時にたまたま見つけた、この黄色い花をつけた木。
他の木々は花も葉もつけてない状態なので、この黄色はかなり目立ちます。
地区の方に聞いたら「ジシャ」っていうんだと教えていただきました。
帰宅後、樹木図鑑をいくら探しても「ジシャ」なる木は出てこず。。。
詳しい人やネットで調べてやっと分かりました。
この木は「ダンコウバイ」という木で、「ジシャ」とは七二会での通称だったのです。
ちなみに、「アブラチャン」という木も「ジシャ」と呼ばれてるとか。
「ジシャ」の由来は分からぬままなので、知っている方がいらっしゃいましたら石鍋までご連絡ください。
春の香り
この写真を撮った後、「ジシャ」こと「ダンコウバイ」の枝を少しだけおすそ分けしてもらい家に持って帰りました。久しぶりに嗅いだ花の香りは、とっても甘く感じました。
山で迎える2回目の春。
この後もじっくり味わいたいと思います。