ようやく現場の雪がなくなりました。(信州新町地区 島田)
2017年3月29日 | 活動内容: |
こんにちは。信州新町地区担当の島田です。
羊達の出産期を終えて、少し落ち着いた日々を過ごさせてもらっています。
一方で、母羊達は、毎日子育てに一生懸命です。
◆ 毎年、積雪に備えた備蓄を行っています。
私の現場は、標高が600mほどの西北の斜面に位置しています。
いったん雪が積もると、陽が出ても中々とけてくれません。
そのため、車道の積雪で物資の運搬に支障が出てしまう前に、羊達の餌や飲み水を予め現場の倉庫に貯蔵しておきます。
ですが、その貯蔵量にはどうしても限度があるので、雪が溶けた日には、その隙にせっせと消費分の再備蓄の作業を行います。
毎年、労力、費用ともに侮れない量になります。
◆ 雪がようやくとけました。
冬の終わりが近付いてきて、ある時期から晴れの日が続き、そして雨が降り、また晴れの日が続き...。
すると、冬場の出産用の羊舎の現場周りの道路の雪がほぼ解消されます。
そうなれば、「よしゃ!今だ!」と独り呟いて、ダメ押しの雪かきを行い、車路を確保します。
◆ いつの間にか、子羊達はひと回り大きく成長しています。
雪解けを迎えた後も、3月中には何度か降雪はあります。
時には現場が真っ白になることはありますが、積雪は車道が再び使えなくなるほどではありません。
こうなればもう冬はおしまい。
春はもうすぐそこまで来ています。
そしてある日、「おお?いつの間にかこんなに大きくなっていたのか!」と、子羊達の成長に気が付き、驚きます。
◆ 羊達は絶好調です。
2月末から3月半ばは、現場の空気はカラッと乾いて涼しくて、羊達にとってはとても快適な季節になります。
今日もすっきりと晴れた陽気の中、皆、気持ち良さそうに過ごしています。
信州新町地区担当
島田 裕生
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