小田切地区の温泉?(小田切地区 涌田 周)
2017年2月18日 | 活動内容:活動内容 |
こんにちは、小田切地区担当の涌田です。
雪、雪、雪・・・・、雪掻き、雪掻き、雪掻き・・・・、疲れるぅ!
今年の冬は一遍にやってきました。2~3回に分けてやってきたらいいのに。
玄関横の気温計がマイナス10度をさしています。
濡れたタオルを20回ほど ぐるぐる回してみました。 ごらんのとおりカチカチになりました。
さて、今回はうちに地区の温泉を紹介します。小田切地区は、北側を鬼無里から流れてくる裾花川と、南側を北アルプスを水源とする梓川の下流の犀川にはさまれた地形ですが、地区の温泉は犀川沿いにあります。実際には温泉ではなく冷鉱泉です。(日本の温泉法では、25度以上の湧水が温泉)
道路脇に一応浴槽のようなものが置いてあり、入浴できるようにはなっていますが、未だに入っている人はみたことがありません。時々、ポリタンクを持って来て汲んで持ち帰る人の姿は見かけます。浴槽の中をのぞくと、湯の花のようなものが浮いており、色は白濁色で 一見すると排水のようですが、泉質は良いらしく 長野県庁近くの温泉施設がここの湧水を使って、「保玉の湯」 として提供しています。(保玉とは、小田切地区 保玉の地区内の地区名) 湧水量は少なめですが、長野市近郊にお住まいの皆様、小田切地区の湧水を持ち帰って、お風呂で沸かして温泉気分を味わいませんか!
そして、いつもの僕の車両紹介です。
今回紹介する車両は 国鉄の交流20000ボルト50ヘルツ専用機関車 "ED71型" です。昭和34~38年にかけて55両製造され、1~3号機の試作車、4~44号機の一次型、45~55号機の二次型に大別されます。
( 一次型 )
( 二次型 )
定格出力は2040Kwで、直流機関車の名機EF58型の1900Kwよりも強力な主電動機を搭載していました。試作機の3両は当初、白河機関区に配置されましたが、後に量産機も含めて、福島機関区に集中配置され、主に東北本線の黒磯-仙台間の貨物列車に重連で運用されました。(入線の北限は小牛田)また、昭和39に、東北本線に新設された寝台特急 "はくつる" (20系ブルートレイン)の黒磯-仙台間を牽引し、東北のスターの座に就いたが、翌40年の盛岡電化で ED75に交代しました。以後、ED75の大量投入により活躍の場が狭められ、また老朽化により廃車も目立つようになりました。そして、昭和57年東北新幹線の盛岡開業直後の11月22日に黒磯-福島間の普通列車の運用が最後となりました。私的にはスマートなED75よりも無骨なED71の方に愛着を感じてしまいます。