りんごファースト(芋井地区 古川)
2017年1月27日 | 活動内容: |
芋井のりんご担当 古川です。
いま、9才と59才の間を生きているわけですが、このスパン大きすぎねえかと、占われながら思っていました。
半世紀、定年間際まで波が来ないって、安定な男です。自分で波風立てろということでしょうか。
今月前半はお休みをいただきまして、芋井でひとりりんごの木をいじくっていては会えない人たちに会ってきました。
就職する、結婚した、同棲はじめた後すぐふられた、子供できた、彼氏を親に紹介できない、学び直す、仕事しかしてない、レクサス買った、恵比寿にマンション買った、夢あきらめて11年ぶりに実家帰る、あきらめられない、夢叶っちゃって次どうしよ、金ない、やせたい、ハゲた、国保滞納、親父の介護で母がウツ、浜っ子の転勤先クソ田舎、年末に水ぼうそうで入院、整形したい、出会いがない、豊洲の工事担当、ノルマ、
昨年、ぼくはりんご農家というフィールドに片足を突っ込んで、年明けて結果がでそろって、
もう片っぽの足も突っ込もうか、無理くり引っこ抜こうか、堂々巡りしていたけれど、
そんな悩みなんか恥ずかしいくらいしょうもないようです。
芋井地区より、地域の活性化より、自分の方がよっぽど可愛いのだから、ぐずぐずしないで「稼ぐ」が今年の抱負。(協力隊的には「稼げる状況を整える」が正しい言い方だけど省略して「稼ぐ」と言う。)
幸いにも?ぼくは独身だから、ひとりの人間が貧乏しないで暮らせる程度はちゃんと稼ぐ。
昨年の実績に鑑みると、不可能ではない。不確定要素やまもりですが。
親方からも、「今年が正念場」と言われました。
2年生にして正念場。2年生だからこそ正念場。
来年の今頃、どんな現実が待ち受けているでしょうか。
from this moment on, it's going to be りんごファースト.
以上、芋井のりんご担当 古川でした。