若穂の地域おこし協力隊スタート!(若穂地区 越前屋)
2017年1月22日 | 活動内容:活動内容 |
はじめまして若穂 地域おこし協力隊員の越前屋です。
若穂での地域おこし協力隊は平成29年1月よりスタートしました。できたてホヤホヤです。若穂での地域おこし協力隊の主な活動として有害鳥獣対策・ジビエの振興があげられます。
皆さんはジビエって知っていますか?
ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。
そして私たちの住む若穂は "若穂ジビエ" というブランドで現在売り出し中です。私が地域おこし協力隊になり、イノシシ・シカ料理をいろいろ食べたり自分で作ったりしました。自分で食べて確信しました。ジビエはおいしいです!!ぜひ皆さんにも若穂のジビエを食べていただきたい。
出勤初日に獲れたシカさん。大きい!
ジビエの素材となるイノシシやシカは冬のこの時期が一番おいしい季節です。冬に備えて脂肪を蓄えているからですね。
また狩猟ができる期間もこの冬だけなので若穂保科にある食肉加工場は大忙しです。
今後私たちがジビエ振興を行っていくにあたり、まずはその食材となるイノシシ・シカを採るところから始まり、獲物を食肉加工場に運び解体して売れるお肉にするまでの一通りの工程が自分たちできるように現在研修中です。
獲物をとる研修ってなんでしょう?現在は猟友会の方についてまずは捕獲時の運搬のお手伝いをしています。実際に地域おこし協力隊出勤初日に指導いただいている師匠から「シカがワナにかかっているから手伝ってくれ 」ということで出動です。
現場に行ってみると70~80kgはある大鹿がかかっていました。師匠が止め刺し(成仏していただくこと)をして、すぐに若穂保科の高岡地区にある食肉加工場に運びます。若穂ジビエはここで解体、精肉にしています。
Youtubeなどでイノシシ、シカの解体と検索すると猟師さんが沢や倉庫などで解体している動画が多いですが、若穂ジビエは違います。若穂ジビエは長野市の食肉処理認定をうけた加工場ですべて解体処理しています。認定を受けた加工施設で処理されたおいしいお肉をぜひ皆さんに味わっていただきたいです。
まずは若穂ジビエの素材となるお肉にするまでの過程を学び、そして全国に若穂ジビエのお肉が流通するようにすることが大きな私の目標です。リンゴといえば長野!ジビエといえば若穂!!と言われるまでにしたいです。
今後のジビエ振興、有害鳥獣対策に具体的に参加するには技術面だけではなく様々なハードルがあり、まずは狩猟免許を取らなくてはなりません。わな、第一種銃猟免許の取得など予定しています。今後の若穂地域おこし協力隊の活動報告にご期待ください。
【若穂保科のメインストリートを外れるとこんな風景が見られます】
今後の活動はこちらのブログに毎月載せていきます。また私の日々の地域おこし協力隊活動、若穂のこと、狩猟、狩猟免許、ジビエ、猟友会など興味のある方は是非こちらを見てください。ブログ随時更新中です。
ナガログ - 長野市若穂に移住したお父さんのブログ。若穂地区 地域おこし協力隊
http://wakaho.net/
検索キーワード: 若穂 ナガログ