集まれ、次期隊員志望者!大岡地区の実態を明かすぞ(大岡地区 飯島)
2017年1月 4日 | 活動内容:その他 |
あけおめ!
大岡地区の飯島です。
先月より始まりました、次期協力隊員の募集。どしどしご応募いただきたいところですが、みなさま各地区の募集要項を読んでイメージ沸きましたでしょうか。
(29年度 長野市 地域おこし協力隊募集:http://www.city.nagano.nagano.jp/site/naganotiikiokosikyouryokutai/144213.html)
今回は大岡地区の業務内容について、地域の内情をリークしつつ、怒られる限界まで実際のところどうなのか考えてみたい。
自分とこの『農産物の販売、生産、ブランド化』だけじゃダメじゃね
大岡地区は、米を中心とした農業が主軸の地域。地域には、隊員にも農業やってほしいという希望が強い。「協力隊?よくわかんないけど、とりあえず田舎に住んで田んぼやりたい」みたいな人も一見ウェルカムな雰囲気だ。
しかし、個人的に協力隊員としては+αが必要だと感じている。大岡地区、いまのところ地域として農産物ブランド化のビジョンはない。ので、隊員がひとりでただ米や野菜を作っても、たいして地域に影響はない。せいぜい数枚の農地利用くらい。信州新町の隊員が羊飼うのとはわけが違う。
農業やりたいのはわかるけど、それだけにとらわれず、地域の農業や農家さんのプラスになる提案をしていただきたいなと思います。
『移住者受け入れの環境整備』は地域といっしょに
なんかもう、全国的に地域おこし協力隊って単なる移住政策みたいになってるじゃないですか。けど、冷静に考えて、長野市の場合は地区あたり3年で2人。マジ焼け石に水。圧倒的に流出のほうが多い。
本気で人口増やしたいなら、そういう取り組みしようぜ。それがこの任務。有意義な活動だと思うが、任期後の継続は困難が予想される。地域や行政が移住担当者としてそのまま雇ってくれるなんてことはなさそう。だったら協力隊制度使ってない。
また、気づいたら事務作業は全部自分がやってる、なんてことになると協力隊がいなくなったとたん途絶えてしまう。地域に取り組みを根付かせられるかが肝かと思う。
みんな大好き『情報発信』・・・みんな見てる?
今回の募集で特徴的なのは、特にWebサイトでの情報発信が求められていること。
「いや、この協力隊ブログ意味なかったのかよ!」
そうじゃなくて(そうだけど)、実は大岡地区、外向けのHPがないのだ。
隊員としての活動だけでなく、地域の行事やイベントのお知らせなどを発信する媒体がほしい、ということだろう。HPやブログの構築ができるとポイントが高いと思われます。
ちなみに、この協力隊への応募以外で、○○村とか△△地区のHPを検索したことありますか?僕はないです。誰向けの何のための発信なのか、しっかり設定しないとキケンな臭いがする。
ご応募お待ちしております
よくも悪くも、地域に明確な方針がないというのが大岡地区の特徴かと思います。
いい点は、比較的自由に活動できること、支所にも地域にも馴染みやすいこと。逆に、経済的な流れを生む任務や、任期後に向けた事業の立ち上げなどは困難な道のりが予想されます。がんばってください。
・・・すげー偉そう。何様だ俺は。ハードル爆上げした感じになっちゃったけど、こんなことネチネチ考えてるのは現隊員くらいなので大丈夫です。気軽にご応募ください。