今年のまとめ(小田切地区 涌田)
2016年12月20日 | 活動内容:活動内容 |
冬がやって来ました。トホホ・・・・、小田切地区担当の涌田です。
小田切にやって来て2回目の冬。
今年の冬は去年の冬より寒くなりそう!
縁側のサッシのすきまに スポンジテープを貼らなきゃ。
今年の活動のまとめ 主に取り組んだ活動は大きく分けて次の四つ ① 鉄道模型展示館の設立 ② 協力隊新聞の作成、及び個配(毎月) ③ 地区内行事への企画、及び参加(主に公民館主催) ④ 地区福祉自動車の運転 山深い小田切に鉄道模型の展示館?と思われる方もいるでしょうが、以外とたくさんの人が来てくれるんです。長野市街地から約30分、微妙な距離なんですが 常連のお客様の中には長野県東部の東御市から来てくれる人もいるんです。そして、ほとんどの方が初めて小田切に来たと言ってくれます。これといった観光資源のない小田切ですが、とりあえず地区外の皆様に足を運んでもらうことを目標に設立した展示館なので成功ではないでしょうか。来年は地区の野菜や果物をたくさん売る予定です。 その他の活動は、地区内の方々との交流を図るための活動です。協力隊新聞は昨年の7月から毎月作成していて、今月(12月)で17号になります。毎月、小田切地区の全戸(約950戸)に5日程かけて配っています。内容も皆様が楽しく読めるように、旅行や美味しい食べ物などの情報発信が中心です。地区内行事では、料理教室やウォーキング、体操教室など、地区のおじいちゃんやおばあちゃんと一緒に参加しています。また、地区内の福祉自動車の運転手の高齢化と人手不足のため、移送サービス運転者講習を受講し認可を受け運転しています。これといった公共交通機関のない小田切では、自動車の免許を持ってない、もしくはもう運転の出来なくなったお年寄りの方を 医療機関まで送迎しています。今年の活動報告みたいになってしまいましたが、こんな感じで来年もやっていこうと思ってます。あっそれから、来年は協力隊を卒業した後 生きていくための手段を真剣に考えないと・・・・
そして、いつもの僕の車両紹介です。
今回紹介する車両は "DD16" です!昭和46年~50年にかけて、国鉄黄金時代の末期に、下級線区用に65両が製造されました。DE10やDD13の入線出来ない軌道構造の弱い下級線区では、昭和40年代末期まで、C12やC56蒸気機関車が運用されていました。これらの機関車の置き換えのために作られた機関車で、軸重は12tと、ディーゼル機関車の中でも最軽量クラスです。そして、1号機はメーカーではなく国鉄長野工場で製造されました。全国の下級路線や駅構内の入替えで使われましたが、特に長野県では簡易線規格のローカル線が多く、 飯山線、大糸線、小海線、で使われました。昭和50年代に入って、ローカル線の貨物列車の廃止や線そのものが廃止になって、次第に使用線区が減少していき廃車が進みました。また、余剰になっている車両を利用して、昭和54年~58年にかけて4両が両端に着脱式のラッセルヘッドをつけて300番台となり、大糸線と飯山線で冬季の除雪に充当されました。最後まで活躍したのは、糸魚川運転センター(元糸魚川機関区)常駐の304号機で、2015年に廃車になり、全廃となりました。