今年の結果
2016年12月 9日 | 活動内容: |
皆さんこんにちは。
信州新町の小寺です。
いよいよ寒さが厳しくなってまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。私の方は町で行われているソフトバレーのリーグが終わり、夜にスポーツをする機会が無くなってしまいました。これからはひたすらランニングと筋トレですね。
さて今回は今年のまとめということで、まじめに皆さんに紹介したいと思います。
では、新町の募集内容でもあるめん羊の話から・・・・・
今年1年のめん羊の活動については、主に農家さんのところでの研修と、将来めん羊を飼う施設を現在建設中なので、その周辺の開墾作業の2つが主体となりました。
上の写真が来年以降めん羊を飼う予定の現場の様子です。10月の末ごろから畜舎建設のため業者が入っているので、私もそれにあわせて周辺の整備を始めました。実はこの作業を開始するときに写真を撮ったのですが、いつの間にか間違って消去してしまったみたいで、皆様にお見せすることができません。
状況としてはススキとクワの木を中心に3反ほどの植生が見られ、それぞれの上にフジやクズが絡んでいるというものでした。開墾自体は、このブログを書いた午前中にちょうど作業を一段落させることができたので、今後は周辺に柵の設置を行うだけとなりました。
研修に関しては、特に昨年と変更もなく1月から2月は主に分娩の対応の勉強をさせてもらい、実際に分娩介助が必要な個体に手を入れさせてもらったりと、良い経験をさせてもらいました。今年の分娩は昼間と夜間の人がいない時間に生んでいることが多い印象でしたが、分娩に立ち会ったときは逆子であったり、育児拒否であったりと何かと問題もありました。こうした経験を自分で飼う前に体験できたことは、貴重なことなので活かして生きたいと思います。
来年の春以降は私も同じ協力隊の島田さんのようにめん羊を実際に飼い始める予定です。頭数は2~3頭で始める予定なので、気苦労は少ないと思いますが、目標の20頭にできるだけ早い段階で持っていけるようにしたいと思うので、それまでに準備できることはできるだけ進めておきたいと思います。
さて、私のもう一つの主力であるワイン葡萄に関してですが、こちらのほうはブログでもかなり記載してきたことなので皆さんご存知かもしれませんね。ただ一応簡単に今年の成果をまとめておきたいと思います。
ワイン葡萄に関しては、今年から指導していただいている農家さんの赤葡萄の畑の1つを追加して任されることになり、赤と白の両方に携わることになりました。
また自分の畑には200本の苗木を植え、来年植えるための場所の開墾なども引き続き行っていました。来年は500本の苗を植える予定でいるため、棚の整備や圃場の造成など今後やらなくてはならないことが山積みです。
今年は前半の気候がかなり良い状態が続いたため、葡萄の生育は順調でしたが、9月後半の長雨のせいでかなり調子が崩れたといった状態だったのではないでしょうか。白葡萄に関しては病気などの影響を受ける前に出荷になったので、ある程度の出荷量と質を保てましたが、赤に関してはどちらとも中途半端なままといった結果となってしまいました。
来年に向けては、施肥と防除に関する勉強をより進めていく必要を感じました。
そんなこんなで、長々と今年の報告をさせていただいたわけなのですが、協力隊も残すところ7ヶ月となりました。期間が終わった後が本当のスタートだと思いますので、そのスタートをより充実して行えるようにこの残りの期間を有意義に費やしたいと考えますので、今後も皆さんよろしくお願いいたします。
それでは皆様、また次回お会いいたしましょう。 さようなら~