人とのかかわりを大切にして活動していてよかった
2016年11月24日 | 活動内容:情報収集・発信 |
こんにちは!鬼無里地区担当の西田視己子です。
テーマは『今月の活動』です。
美味しい野沢菜漬けの準備
11月ともなると鬼無里は冬に向かってまっしぐら...冬の大切な仕事、野沢菜漬けの準備で大忙しです!!
野沢菜の収穫のお手伝い? ↑
畑の野沢菜を包丁を使って手際よく切りとり、茎の部分をサクッサクッとととのえます。そして、重さを量り、茎をそろえて、ギュッと縛ります。これで出荷するのですが、立てた状態で集荷を待つので、茎が揃っていなかったり、縛り方が弱かったりすると倒れてしますので、なかなか難しいです。
凄いスピードで簡単そうに束を作っているように見えたので、押しかけてやらせてもらいましたがとてもお手伝いにはなりませんでした(笑)。こんな時は、大笑いで受け止めてもらっています。
なんだか起りそうな予感
先月10月は、マルシェ(出店)や商談会、イベントがいっぱいで、かなりハードなスケジュールをこなし、気分を変えて今月は地区内を訪問したり、新しいPOPを作ったりと鬼無里地区で活動を始めたころのようなことをしてみよう!と思っていたのですが、月初から体がだるい。少々気が緩んだのかなと気力をだして活動開始!
しかし、この後私の人生の中で初めての苦い体験をすることに・・・
5日土曜日、研修先から帰宅するとなんだか右足が痛い。乗り継ぎの関係で走ったりしたからだろうと軽い気持ちでしたが、次の朝ビックリ!!なんと右足が真っ赤に腫れ上がっているではありませんか?
7日月曜日、診療所に直行!!薬を処方してもらい様子を見ながら・・・7日から9日は会議、イベント打ち合わせ、職場研修、直売所の声掛けといった通常の活動。
不思議な縁
直売所の声掛けはほぼ毎日のこと。直売所に立ち寄り、お当番さんとお話したり、レジをサポートしたりするのですが、いつもの事ですが早々にその場を離れることはなかなかできません(笑)
この日のお当番さんは同級生二人組。この二人は本当に楽しい、見ていてほのぼのします。ちょうど私が立ち寄ったのがお昼時、あったかいキノコ汁と焼き餅を頂けることに・・・なんと私だけではなくお客様も一緒に5人で食べることに。
このお客様は、40年ほど前に「むろが荘」さんに泊まったことがあるご夫婦で、そこでの思い出を楽しそうに話してくださいました。お食事のことや夜いろりを囲んで鬼無里の伝説の話しを聞いたことなど、とても心に残る思い出だとおっしゃっていました。
そのお話をむろが荘のお父さんとお母さんにお伝えにいった時の写真です ↑
あれから40年、今日まで鬼無里に来ることが出来なかったけれど、来て良かった、また来ます!と、月日が経っても心に残り、楽しそうに鬼無里の思い出を話していただけるご夫婦に合えて本当に嬉しかったです。
キノコ汁をがとても美味しということだったので、ちゃっかり「鬼無里の手づくりみそ」を買っていただきました。
今回だけでなく不思議な縁を感じる時があります。
新潟の温泉で偶然お話ししたおばあちゃんが鬼無里の押切というところのおばあちゃんのお友達で、ちょっと遠のいていた縁をつなぐことができて遊びに来られる回数が増えたり。
味噌の注文を受けて発送が遅れたことでお詫びのお電話をしたら私の実家の近くの方で、その後半年に一回くらいの割合で鬼無里の直売所に立ち寄っていただいたり。
痛くて情けない体験・・・一人でなくてよかった
そして、大変な一日となった10日木曜日。
この日は、もともとお休みをいただき、事業に関係する説明会に行く予定でしたが、足の腫れと痛みがひどく主人ひとりで参加してもらい、お休みをいただていたのでしっかりと休養することに。
しかし、これが大変な一日の始まりとなってしまいました。なんと、足をかばって椅子に座ろうとしたら、転げ落ちてしまい、左わき腹をゴミ箱で強打。息ができない!30分くらいだったのだろうか、起き上がれなかった。どうにかして診療所に行きたい・・・主人は東京の説明会に行っているし、車は冬タイヤ交換のために自動車やさんにあるし、一瞬どうしていいかわかりませんでした。
次の瞬間、いつもよくして頂いている人たちが次々浮かんできて、携帯でSOS。すぐに飛んできていただき診療所まで送ってもらい、しばらく待合室でも待っててもらえて本当に感謝しています。しかしながら診察の結果、内臓の損傷が心配という先生の判断で総合病院に搬送されるという、何とも情けない状況になってしましました。
一緒に仕事をさせて頂いている皆さんと ↑
病院での診察・検査の結果、内臓は何ともなかったのですが肋骨が折れていて、先生がおっしゃるには少なくとも1本?えっ??少なくとも???
ふと3年前だったらどうしたのだろう。こんな時、電話のできる人がいたのだろうか。お隣さんの名前も電話番号も知らなかったことを思い出すとなんだか怖くなってきました。この違いはなんだろうか?
ご近所づきあい、普通に人と関りながら暮らすことが出来ててよかったと思っています。
できること、今できる活動を
しばらく動きは鈍くなりそうですが、それでもできることを一生懸命やりたいと思いました。
直売所の新しいPOP作り、裾花ていばん家のマニュアル作り、イベントの資料作りなどなど。
『鬼無里手づくりみその会』『裾花ていばん家』の取材や視察では、鬼無里の魅力、味噌や味噌漬けへのこだわり、伝統を守り伝えていくことの大切さ、そして新しい食べ方の提案などをお話ししています。
あるテレビ局の取材の打ち合わせの様子です(11月15日) ↑
多くの方にご迷惑とご心配をおかけした一か月になっていしまいました。早くいつものように動きまわれようにしたいと思っています。