【11月テーマ:今月の活動】田畑片づけ一辺倒かも
2016年11月 2日 | 活動内容:農作業 |
こんにちは!鬼無里地区担当No.3のきのっぴーこと木下恵美子です。
最近、めちゃくちゃ寒い日と暖かい日が交互にやってきますね。
10月29日はお日様が出ているのに雨が降り注ぎ、ポカポカ陽気。
10時ごろには鬼無里に大きな虹が架かりました。
その数日前の10月25日、長野市は初霜が観測されましたね。
10月23日が二十四節季の「霜降」(「しもふり」じゃなく「そうこう」です)
だったので、ほぼ暦通り!
おかげでこのところ体調悪く、気管支やられて熱出ちゃいました。
霜が降りたら、ここ数か月お世話し、お世話にもなった
ピーマンたちと「さようなら」です。
こちらは花豆畑。霜が来るまでまだまだ元気で花を咲かせていましたが
霜が来たら、あっという間に葉の色が一変しました。"さようなら"です。
こちらはピーマン畑。ピーマンはもとより、ナスもピー太郎も
お隣の畑の方から「残った種あげるから蒔いてみたら?」と種をいただき、
霜が来るまで結構重宝した地這いキュウリも
しつこく生き残ってたカボチャの蔓すらも、もう"さようなら"です。
パクチーがちょっと生きていますが、時間の問題です。
田んぼも、来年に備えて準備しなくてはなりません。
畔際に入れた波板が大量に降る雪に押し潰されて割れないよう
支えをいれなくてはなりません。
今月の活動は田畑の片づけ!雪が降り出す前に!
去年は暖冬だったので12月に入っても外の片づけは可能でしたが今年は?
雪、いつから降り出すんだろう???雪が降り始めたらもうできません。
ピーマン畑から少しずつ片づけ始めました。とても切ない作業です。
たくさん実を付けてくれてありがとね、と言いながら引っこ抜きます。
今年もいろいろ重なって、十分な世話も収穫もしてあげられなかった。
去年はなかなか作れなかった赤ピーマンも早くから出来て、
虫食いはあったものの、心配していた病気にもならず
ピーマン自身はとても頑張ってくれました。
全部引っこ抜けたら支柱・ネット・防草シート・マルチの片づけ、
そのあとは花豆畑も田んぼも待っています。
おーい、あんたも手伝ってくれんかね!
10月31日に見た子ザルです。
足出洞門(もちろん鬼無里)というトンネルの脇の高圧電線の上を
伝って歩いていました。
子ザルが向いている方向には、親ザルと姉ザルらしきおサルどんがいました。
これを見て、もう慌てて収穫忘れのカボチャを収穫しました。
畑の残渣や収穫忘れの野菜果物は、たとえ腐りかけでも人間には不味くても
野生のサル達には十分な栄養源でごちそう。
野山のものだけで生きる場合に比べ
一生のうちに産む子供の数が倍になるそうです。
繁殖力・生命力ハンパない!
私の住む集落はサル被害で困っている所。増えちゃ困る。寄せちゃ困る。
ピーマンは食べないようですが、大根やカボチャは好きらしいので危ない危ない。
春先にも、傷んで萎びた捨て大根をかじっているおサルどん、いました。
おなか壊さないんですかね、野生だから??
30年前までは鬼無里では見なかったというおサルどん、
元通り見かけなくなるようにするには、どうしたらいいんだろう???
取りあえずできること(見かけたらできるだけ追っかけて追っ払う、とか
畑の残渣をきちんと埋める、とか)を粛々とやるしかないかな。
「農作物被害に遭う = 野生動物にエサを与えて数を増やしている」
(by信州大学T先生 え?そんなことは言ってない?)
数を減らすことも大事ですが、増やさない努力をすることの方が
もっと大事な気がする今日この頃です。狩猟免許なくてもできるしね。
長野市地域おこし協力隊(鬼無里) 木下 恵美子