2016年8月26日
| 活動内容: |
豆腐屋さん ごめんなさい。
芋井のりんご担当 古川です。
[いつもの充填豆腐]
むしろ、ご指摘ありがとうございました。
今月はテーマに沿って書きます。
今月の活動
8月の主な活動は、草刈りと消毒でした。
地味です。
写真もありません。
今月、僕は何を書いたらいいのだろう。
ということで「今月の活動外」について書きます。
コンテナハウスにペンキを塗りました
春先に、畑の片隅に設置したコンテナハウス。
鉄筋部分がサビサビになっていたのでペンキを塗りました。
山手では目にしない色で塗ろうと思い、ピンク色ハウスを構想。
近所の土建屋さんに「ピンク色のペンキが欲しい」と言ったら、
ぬるーいピンク色のペンキを用意してくれました。
もっとビビッドなピンクを想定していたのですが。ぬるいピンク。思ってたんと違う。
しかしながら、塗ってみるとぬるいピンクは、景色と調和しました。
ここらの住所は長野市大字桜。ぬるい桜色が似合うのかしらなんて思えど。
そんなぬるい調和は壊してしまえ。
側面パネルを自分で混ぜ合わせた艶やかピンクで塗りました。
艶やかさに興奮した虫が、乾く前のペンキに飛び込んできて貼り付く事故多発。
すまぬ、飛んで貼り付く夏の虫よ。ここは大字桜。大字マゼンタではなかったか。
仕上げは、ぬるピンクパネルに、ステンシルペイントをしたいのですがうまくいきません。
ある朝突然、バンクシーの絵が描いてあったらいいな、なんて期待をしています。
本を読みました
オイゲン・ヘリゲル『日本の弓術』(岩波文庫)
ドイツ出身の著者が、日本で弓道の師範に教えを受けている日々をつづった一冊です。
[盆すぎてサルスベリが咲いた]
本の中で、ヘリゲルさんが弓道の奥義を「分かったぞ!」と思い、師範の前で披露したところ、
全然違うよと師範が怒って、弓を取り上げてしまう場面があります。
この場面、個人的にとても共感できた。
りんご畑で、親方の仕事をじっと眺めて、同じように動いてみて、理屈を聞いてみて、「分かったぞ!」という気持ちになる。
その「分かったぞ!」を自分の畑に持ち帰って仕事をしても、実り方が親方の畑と全然違う。どうして?
親方の"60年の経験に基づいた理屈"を頼りに、ひとり畑で作業をしていると、
理屈(=言葉)だけが頭の中で増幅して、柔軟性のない作業になってしまう。
結果として、実を見て枝を見ず、枝を見て樹を見ずの状態。
ぼくは、樹を相手にしているのだ。
これが1年生の摘果作業で学べたことだと、この本を読んで整理できました。
[盆すぎてひまわりが咲いた]
親方は言いました。
「お前さんの気持ちがりんごに表れている。いいものを採りたい。量もほしい。気持ちがバラバラだから、りんごの大きさもバラバラ。」
見抜かれているんですね。どうして!
夏休みの読書感想文を書いていない人には、薄い本なのでオススメ。まだ間に合う。
りんごの販売にむけて動きはじめました
公開した、facebookページはこちら。
www.facebook.com/yuta0imoi
現在準備中の、ロゴマーク・ポストカード・シールりんご
この3つでりんご農家1年生をPRしていきたいと思っています。
シールりんごを作りたい方はご連絡ください。
来月こそ、テーマに沿って書きます。
今月半分は夏休みしてたんだもん。
以上、芋井のりんご担当 古川でした。