【8月テーマ:今月の活動】ピーマンに決まってるだろう!
2016年8月 1日 | 活動内容:農作業 |
こんにちは!鬼無里地区担当No.3のきのっぴーこと木下恵美子です。
(本当は8月2日の当番なのですが、急きょ8月1日当番になりました)
長野もようやく梅雨明け、蒸し暑い日々が続いていますね。
っていっても、名古屋の蒸し暑さに比べたら、かわいいものです。
確かに汗はかきますが、古民家のいわゆる「くず屋根(※)」の家の中は
外での農作業の後、お昼に戻ってきたときでも「クーラーきいてるかも」
と思うぐらい涼しいことがあり、割とすぐクールダウンできます。
※ 茅葺きの屋根のことを、この辺のおじちゃんおばちゃん達は
「くず屋根」と言います。
扇風機は、雨で水滴が残るピーマンを乾かすときにヘビーに使うぐらいかな。
私の場合、8月の活動は主にピーマン収穫・出荷です。
うるり(この辺の清流に生息する吸血アブ)が出始めていて
朝晩は総攻撃を食らいやすいので、収穫は昼間の作業を中心にしてます。
太陽光で皮膚がかぶれやすいので、結構厚着をして炎天下の畑で作業、
それで頭がうまく回らないのか、収穫後に家に戻って出荷作業を始めてみると
「なんでこんな小さいピーマン取ってしまったんだ?!」ってことが多いです。
ピーマンに騙される私が悪いのか、騙したピーマンが悪いのか。。。
畑でピーマン見ると、小さいのも大きく見えるんですよねー。(言い訳)
JAさんへの出荷が主なので、ピーマンの重さで値段が変わります。
重さで分ける前に、出荷できるかチェック。
これはヘタの真ん中の軸が取れちゃっていて、出荷NGです。
これはヘタの端っこが茶色く変色しているので、NGです。
これはシミがあってNG。
チェックをかいくぐり、軸をピーマンの肩の高さに切りそろえた後
重さで仕分けます。
3Lのピーマンは袋に詰めて出荷するよりも
5kg単位で箱に詰めて出すバラ箱出荷の方がいい値段になります。
2LやLは、160g以上となるよう袋に詰めて出荷する方が
いい値段がつくように思います。
2Lだと4個、Lは5個、Mだと6個、Sは7,8個。
2Lピーマンを袋に詰めてみました。
ピーマンを詰める方向が決まっているんです。
▽△▽のようにまず詰めて、残りの1つを横にして詰める。
他のサイズは他の詰め方です。
袋に詰めた場合、バラ箱出荷とは違う箱に詰めます。
左の白い箱がバラ箱出荷用の箱、右の茶色いほうが袋出荷用の箱。
これらの資材はJAさんで購入します。
箱を組み立てて、底を透明のOPPテープでとめてあるんですが
そのOPPテープも指定のテープにしてくれ、と言われます。
サイズを表す「2L」とか「L」とかのハンコを「等級」の欄に押しますが
これも指定のハンコです。
朝8時までに集荷場所に持っていければとても楽なのですが
大抵取りすぎて作業が追い付かず、8時には間に合わないので
戸隠の営農センターへ持ち込み。。。10時までにと言われているのに
10時半過ぎちゃうこともあり、小さくなりながら運び込みます。
(皆さん優しいので大目に見てくれているように思うが、
内心怒ってるかもしれない。。。)
面倒くさい、とよく言われる作業、私の場合作業が遅いので
時給800円位にしかなりません。
あ、間違えた。800円なんか無理です。600円行けばいい方です。(8/5追記)
が、8月9月しかできない出荷作業です。目指せ30万!
今の所、大赤字(;_;)
長野市地域おこし協力隊(鬼無里) 木下 恵美子