信州新町 特産品 わさび ウメ ジンギスカン
2016年7月 1日 | 活動内容:活動内容 |
信州新町地区担当の浅野です。
6月より中山間地域担当から信州新町地区担当へ異動となりました。
今まで同様の業務内容(一部)に加え、遊休農地を活用した地域特産物の生産拡大及び都市部への販路拡大。
農家民泊の受入れ。住民自治協議会等が主催する地域イベント等への参画。が私のミッションです。
信州新町の名物といえば【ジンギスカン】が有名ですが、隠れた存在でウメやワサビもあります。
わさび
わさびには【沢(水)わさび】と【丘(畑)わさび】とが存在します。
【沢わさび】は豊富な水を利用して栽培されるもので、年間を通して水温が一定で、直射日光を避けるために木の下など日陰で育てたり寒冷紗で覆うなどの栽培方法です。
全国の60%以上を長野県が生産しており全国各地へ届けられています。
【丘わさび】は、育てる場所が違うだけで湿気が多い畑で育て、夏涼しい土地に育てた場合を丘わさびと呼ばれています。
畑で育てる事ができる為、比較的簡単に栽培することができます。
ここ、信州新町は【丘わさび】が盛んな地です。
かつて、信州新町は養蚕が盛んな場所でした。中心地から離れた集落のいたるところには、今なお、蚕が餌としていた葉【桑の木】が点在しており、昔からその日陰でわさび栽培が行われてきました。
立地としては日陰で水はけの良い斜面が多く、上り下りだけでも重労働、高齢化が進んだこともあり、生産する方々が今なお、減少しています。
私が暮らす信州新町 信級地区も同様でかつてはわさびで有名だった場所でしたが、今作っている方はほんの数名です。
このままだと数年後には無くなってしまうかもしれません。失われつつある信州新町の特産品にまた光を浴びせたいと考えております。