羊達との一日。
2016年6月28日 | 活動内容: |
こんにちは。信州新町地区担当の島田です。
先日、2016年6月21日は、夏至でした。
一年で最も昼間が長い日・・・。
朝から夕方までの時間が最も長く、沢山の作業をこなすことが出来る日です。
東京にいた頃と違い、今の私は、日の出と日没の時間、そして季節と天候に大きく左右される日々を送っています。
◆ 寝室の遮光カーテンをやめました。
以前、東京で暮らしていた時は、朝、なるべく出勤時刻に間に合うギリギリの時間まで眠っていたかった私。
そのため、朝の光で目が覚めないよう、寝室の窓には遮光カーテンを入れて真っ暗にし、目覚まし時計の音で起床をしていました。
そして、寝ぼけた感覚をシャワーで覚まし、通勤電車に乗るべく足早に駅に向かっていました。
現在、早朝に羊達に餌をくれることが日課となっている私。
寝室の遮光カーテンはやめて、朝の光で自然に目を覚まし、ベッドから起き出すようにしています。
きっと、その頃羊舎では、羊達がすでにお腹を空かせて、「餌はまだかな?」と思っていることでしょう。
「すぐに行くから、ちょっと待っていてね。」と思いながら身支度をととのえ、車で現場に向かいます。
◆ 朝の羊達の体調と、天候で左右される、日中の作業。
東京では、毎日同じ電車で移動して、同じ建物の中で仕事をしていたため、日々の天候をあまり気にすることがなかった私。
今では、日々変化する、羊達の体調と、天候が毎日気になっています。
毎朝の餌くれの時、餌を食べる羊達の様子を注意深く観察します。
食べ具合、表情や姿勢、糞の状態、などなど。
もし調子が悪そうな子がいたら、獣医さんに症状を報告して、治療すべきか相談をします。
治療を要するようであれば、当然、そこに時間を割くこととなります。
現場では、行うべき作業が意外と多いものです。
小屋のメンテナンスや掃除、除糞、現場の草刈り、餌の購入と搬入、毛刈り、などなど。
雨が降ると出来ない作業もあるので、毎日、天気予報が気になります。
日没時間の早い冬の時期は、十分な作業時間を確保しにくく、忙しくなります。
◆ 色々なことをして過ごします。
羊達の飼養が一日の生活の中心になっていますが、他にもやるべきことは沢山あります。
田んぼや畑、果樹園などで行う、農作業。
お祭りやイベント、会議や懇親会など、地域の集まり。
報告書や書類作成など、地方公務員の一員としての事務ごと。
そして自宅の家事など。
全て、早朝と夕方に行う羊達の餌くれ以外の時間に行います。
もし、羊達が体調を崩せば、延期や欠席をしなければならないこともあります。
今日も夕方の餌くれを終え、「明日も元気に頼むね。」と全頭に声をかけ、帰路に就きました。
信州新町地区担当
島田 裕生
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