fill the senses
2016年5月19日 | 活動内容:情報収集・発信 |
春が、終わろうとしている。
寒い冬を過ごす中で、待ちに待っていた春は
あっという間に慌しいスピードで過ぎ去っていったような
ついていくだけで精一杯だったような
そんな春。
松代地区担当の牧野です。
今回のテーマ、「五感で感じたこと」について
どう書いていこうか全く考えておりません。
書きたいように感覚で書いていきますね。
◆田んぼを通して感じること◆
かけぬけた大型連休を経て、田んぼの上に寝っころがる時間。
この目に映る空の青や、耳に届く生きものたちの声、鼻をかすめる土の匂い、
周りの温度や空気中の水分、
全てを感じながら
ひとつ、ひとつ、
確かめてゆく。
その土地の気候や人々の暮らし。
ここに来て、これらを掴むことは今までのどんな場所よりも
はやく適応しはじめたように思う。
そうなって初めて、五感がしっかり働くようになる。
ここでの生活は、自分と向き合うことができていて
とてもよい時間であると感じます。
好奇心のカタマリの中で
ひとつ、ひとつ、
これでもない
あれでもない
これはもう少しもっておこう
そうやってそぎ落としていったら
そこに残るものは一体何なんだろうかと
田んぼの上で考えるわけです。
◆畑を通して感じること◆
ただいま「小松姫の小松菜」収穫真っ只中。
生で食べられる、紫色のきれいな小松菜と
炒めて美味しい、おなじみ緑色の小松菜。
ここ、長野で自分の育てた野菜を通して
記憶をたどり、
この身体にある感覚を確かめているような気がする。
学生時代に、借りていた畑での記憶。
美味しい野菜を食べているとき、
もう 他には何もいらないんじゃないかって思えてしまう不思議。
「小松姫の小松菜」は
素敵な人との出会いがあり
ジェラートになりました!
今月いっぱい期間限定販売です。
真島にある『信州ジェラートwith』さんにて。
https://www.facebook.com/sinsyuu.with
ぜひぜひ一度お召し上がりくださいませ。
◆雑感。◆
日々を過ごす中で、いくつかわかったことがあったり、逆にわからなくなったり。
いくつかわかったことの中に
自分自身が何に対して、もっとわくわくしたり、好きだって思えるか、ということや
人と人がつながることで新しい何かが生まれることや
とれたての野菜にまさるものがないこととか
距離なんてたいしたことないとか
周りでがんばる人たちが
とにかくすごくて尊敬できることとか。
ごくごく当たり前のことが
本当に、ぴゅっと横をかけぬけて
それを今、思い返しながらこれを書いていたりするわけです。
少し平穏を感じられるようになったよう。
(きっと気のせい。田んぼ追いついてない)
どんな毎日だって特別だけど、今もまた特別。
触れたいものに触れられる。
ただひたすらシンプルだけど
それが一番大事かなって、この一年の生活で思いました。
感じたことから徒然つむいでいったら
こんなブログに。笑
読んでくださった方、ありがとうございます。
まー、何が言いたかったかって
春に採れるカブが最高にうまい!ってことです。