五感で感じたこと~協力隊の場合~
2016年5月 6日 | 活動内容:文化・行事 |
こんにちは
長野市地域おこし協力隊・大岡地区担当の飯島です。
自然が豊かな長野市の中山間地。ここに来ると、五感が研ぎ澄まされます。
鮮やかな緑、鳥のさえずり、澄んだ空気。新鮮な野菜は都会では考えられないほど美味しく、触れるものからは木や土のぬくもりがします。
この地に息づく、私たちが忘れかけてしまった大切な何か。これに気づけるのは、長野市ならではなんです。生き物としての本来の感覚が機能し、正しい場所で生きている実感が持てる。小さなことに幸せを感じられる暮らしに感謝☆らぶ!
~アングラーの場合~
こんにちは
神奈川県横浜市出身の飯島です。
ネオン煌く、みなとヨコハマの湾岸。ここに来ると、五感が研ぎ澄まされます。
シーバスの捕食音、小魚の波紋、潮の色。30m先のルアーから伝わる流れの変化を感知し、潮や風の向きで魚の居場所を考察する。
このブログもいちおう公の発信だ、イメージや思い込みでもの言っちゃいけませんぜ。こっちは長野だろうが横浜だろうが、魚を仕留めるために感覚器官フル動員だ。だいたい、五感なんてのは目的のために働かせるものだ。「忘れかけてしまった大切な何か」ってなんだよ。Fishing らぶ!
~動物好きの場合~
こんにちは
生き物大好き☆動物贔屓の飯島です。
真っ暗な夜の中山間地。ここに生息する動物たちは、五感が研ぎ澄まされすぎです。
メスが分泌するフェロモンを『嗅覚』で探知して配偶するオスのガ。発した超音波の跳ね返りから『聴覚』で標的や障害物の位置を把握するコウモリ。マムシに至っては『赤外線を感知』し、獲物の発する熱で居場所を捕捉する。もはや五感を超えてるわ。
彼らの能力に、私たちは到底及ばない。それを「生き物としての本来の感覚が~」って、ヒト科ヒト属ホモ・サピエンス程度の生物がちょっと田舎来たくらいで調子に乗るなよ。生物界代表のつもりか。動物らぶ!
~消防団員の場合~
こんにちは
長野市消防団・大岡第二分団 団員の飯島です。
消防団ポンプ操法の選手。これになると、五感を研ぎ澄まさざるをえない。
現在、夏の大会に向けて夜な夜な練習を行っている。5人の選手で消防自動車からホースを繋いで水を出すのだが、スピードや正確さなど厳しい採点基準が設けられている。
歩幅や歩数による距離感。センチ単位で決める四肢やホースを置く位置。全員が揃って動くための速さやリズム。こうした感覚を身体に染み込ませていく。
ヒトが感覚の精度を上げるために必要なのは、徹底的な『反復と練習』だ。今はまだ、動き方すら身につけられていない。大会まであと2ヶ月。らぶなどない。地獄の練習が待っている。とにかく勝つ。勝ちたい。