もうひとつの中山間地域
2016年4月19日 | 活動内容:情報収集・発信 |
今回は地区の紹介、ということなのですが松代は中山間地域の指定が「豊栄」と「西条」地区。
わたしも大島隊員も豊栄地区に住んでいるので、どうしても豊栄紹介になってしまっているかも?
というわけで、本日は西条地区のご紹介をさせていただきますね。
※「松代里めぐり西条」より
◆脈々と受け継がれる歴史◆
昨年、七年に一度の善光寺御開帳で盛り上がったのは記憶に新しいかと思います。
この本堂前に立てられた10メートルほどの柱。
「回向柱」と呼ばれるこの柱、実は松代の西条から寄進されています。
藩政時代、西条地区の山々は藩の御用林として重要視されてきたそうです。
善光寺普請奉行だった松代藩ゆかりの御林から、今も脈々と歴史を受け継ぎ奉納されています。
※御開帳パンフレット表紙より
◆秘密の地下壕◆
昭和の戦争時代、秘密に掘られた地下壕があります。
本土決戦最後の拠点として、大本営や政府各省等を松代に移す計画があり
地下壕の工事が始まりました。
しかし、敗戦により未完成のまま工事が中断。
現在は、平和を伝える遺跡として整備公開されています。
(大島隊員はこの地下壕で認定ガイドとして活動しています!)
戦争が長引いていたら、今の首都機能が全部この松代に移っていたのでしょうか?!
とても巨大な地下壕を見て、多くの人たちが当時ここで労働していたのだと思うと
なんとも言えません。。
戦争が終わっても、何かを語りかけ続けているような気がします。
※地下壕パンフレットより
◆豊姫さまの杏◆
わたくし、何度も言いますが
松代観光親善大使 初代「小松姫」でございます。
が...ときどき、松代の人には「豊姫」さん?と間違われるのです。
え。豊姫さまってだれ。
というわけで、調べてみると
杏を広めたお姫さまみたいですね。
松代の東条という地区では、杏が有名です。
※長野県公式観光ウェブサイト(http://www.nagano-tabi.net/)より
東条?
あれ、西条の紹介では?ってことなんですが
豊姫さまが奉られている恵明寺が西条にあります。
三代藩主幸道さまに、伊予(愛媛)から嫁いだ方が豊姫さま。
郷里から遠く離れたこの信州の土地で、さぞ心細いだろうということで
持ってきた杏をあちこちに植えたと伝わっています。
今年、はじめて杏のお花見をしましたが
ほんとうに可愛らしいお花でした!
というわけで、松代の西条地区の紹介でした。
最後にもう一度言いますが、
わたしは「小松姫」ですよーーーーー!
※ご当地版じゃらんの表紙より