松代良いとこ、何度もおいで♪
2016年4月12日 | 活動内容: |
松代地区の大島です(*^-^*)
長野市の最南端に位置する松代町。
峠を越えると上田市、という場所になります。
「松代」と検索すると「まつだい」と読む地域も出てきますが、ここは「まつしろ」☆
その昔は「松城」との表記もあった様ですが、まさにお城「松代城」を始め、真田藩縁の城下町であることを随所に感じることのできる地域です。
我が家はこの松代の自然や歴史、文化が気に入り移住してきたわけですが、この一年、想像以上の魅力にたくさん出逢ってきました♪
移住のきっかけとなった「皆神山」も、知れば知るほど面白い山。
たくさんの方をご案内させて頂いています(0^0^0)
そんな松代の中でも山手となる「豊栄」という集落の、さらに一番上に位置する「赤柴」という古い地区に
ご縁を頂き住むこと一年。
この、コンビにはおろか信号も自動販売機もない赤柴地区がまた、歴史深くて関心が尽きません。
銅山あり、「伊勢宮」あり、諏訪系の神社あり・・・!松代はここから始まったという一説があるのも納得です。
そんな赤柴とお隣・関屋の氏神様である「源関神社」の、7年に一度の御柱祭が10日に行われました☆
商業的な匂いのまったくしない(笑)、"集落の、集落による、集落のため"のマツリゴト。
こんなお祭を、集落の一員として、氏子として経験できることに感謝し、準備から片づけまで楽しませて頂きました。
(実際は、育成会役員として子どもたちの取りまとめにてんやわんやでもあったけど~^^;)
普段は、ここ赤柴もまた、空き家が目立ち高齢の方が中心の、子どもの少ない静かな集落。
そんな赤柴が、まっすぐ歩けないほどの人、人!人!!の大賑わい☆
超常現象にも思える!?賑わいぶりに、かつての繁栄を垣間見た気がしました。
「御供撒き」(宝船からお金やお菓子を撒き、それを拾い集める催し)も大盛りあがり!
高学年や大人に押され満足に取りきれなかった我が息子たち低学年チームの要望により、
近々「我が家版御供撒き」を開催することになりそうです(笑)。
屋根に上って、何撒こう~♪??
お祭もさることながら、今回の準備から片づけまでを通し、集落のおじいちゃまおばあちゃまから
いろんな歴史、祭の作り方、道具の使い方を教えてもらえたことがまた貴重な経験。
ロープの結び方一つ、惚れ惚れしてしまう方ばかり。
口が悪かったり無骨だったり・・・でも気持ち良いおじちゃまたちなんです♪
昔は「できて当たり前だった」こと、「生活の中で自然に身に付いた(付けられた)」こと、
でも私たちには神業にさえ見え、便利さの影で身につける場のほとんど無い生の"生きた知恵"。
「祭を絶やしてはいけないね。」
「今のうちに受け継がせてもらっておかなきゃもったいないものが山ほどあるね。」
御柱祭を終えての、若者世代皆での想いが一致した瞬間でした。