大岡百景
2016年4月 8日 | 活動内容:情報収集・発信 |
大岡地区の鈴木です。
有名な観光スポットや商業施設はない大岡地区。
「景色以外は何もない」と地元の人も冗談で言いますが、景色はそれはもう、豊富です!
(もちろん景色以外の魅力も、このブログでお伝えしてきた通り、いっぱいありますよ!)
大岡の景色は、まず豊かな自然があり、田畑があり、家や人々の生活が調和している、昔ながらの農村の風景の美しさが特徴です。
日本の棚田百選に選定された田んぼが三ヶ所、「根越(ねごし)沖」「原田(はらだ)沖」「慶師(けいし)沖」があり、その場所を聞かれることもよくありますが、そこを目指さなくても、地区じゅうが景観スポットだらけです。
※沖、はその田のある谷間というか続きの地形みたいなものでしょうか、今ではあまり使われていない気がします。
これからお出かけに気持ちの良い季節、いつも以上に写真多めで、鈴木のおすすめ大岡百景をお送りします♪
まずは大岡と周辺地区の水源、「お種池」がある樋知神社。
こちらは冬。
長野は戸隠神社が有名ですが、人がすごいです。連休とか大変なことになります。
樋知神社は大体無人です。
雑な表現ですが、ミニ戸隠的雰囲気が貸切で楽しめます。
冬のお種池。この上には保水力の高いブナの原生林があります。
この周辺地域の水源地で、冷たい水がこんこんと湧き出ています。
この水が、古来から人々の生活と田畑を潤してきました。
水芭蕉が咲いていて、夏には蛍が飛びます。
静かで清々しい気持ちになれる場所です。
そして棚田。
私の記事で出てくる棚田の写真は、県道12号線沿いの大岡温泉の駐車場から見た、米田和(よねだわ)地区のものが多いです。
よく通る道で、アルプスと、昔ながらのいびつな形の棚田と、民家のバランスがよい、一番のお勧めのスポットなんです。
そこは今まで散々載せてるので、今回は違う場所を集めてみました。
石津(いしづ)地区
池田地区
上中山地区から見た、秋の慶師の棚田。
棚田って意外と写真を撮るのが難しいんですね。
近くで見ようと下っていくと、平坦に見えてしまうので、上から見下ろせる場所を見つけてください。
電柱や木などが手前に入ってしまうことも多く、そういう障害物が写らない角度を探すのが大変ですが、よいポイントを探すのも楽しいです。
そういうわけで、大岡温泉の駐車場は、バランスのよいスポットです。↓
天気がよければ、露天風呂からこの風景が見られます。
そんなかんじでタイトル通り百ヶ所紹介してると大変なことになるので、今日はあと一つだけ。
これからの時期にぴったりの、お花のスポット。
天宗寺の桜。
しだれ桜が二本、対になっているので、合掌桜と呼ばれています。
しだれ桜が終わる頃、ソメイヨシノが咲き、共演となります。
見ごろは4月の下旬ですが、今年は中旬になりそうです。
大岡は聖山の中腹に県道が通り、そこから放射線状に主要な道が伸びて集落が点在しているので、位置がわかりにくいです。
景観の邪魔をしないよう、看板も目立たないんです。
それでも、分かれ道には地区名の案内表示がありますので、目的の地区を見逃さないよう、ゆっくり走ってみてください。
自分だけの絶景スポットを探しに、カメラを片手に大岡に遊びにいらしてくださいね。