ここ行くの!?豆腐の巡回販売で通りたくない大岡の難所3選
2016年4月 5日 | 活動内容: |
こんにちは
大岡地区担当の飯島です。
『飯島豆腐店』では、地域の豆腐屋として根差すために集落の巡回販売を行っている。しかし大岡には、なんというか、ごく控えめに言って非常に不便な場所に位置している集落も多い。
今回は、僕が集落を回る中で最も難所だと思う道を独断で3つ紹介したい。もちろん住民にとっては生活道路である。その辺のところも踏まえた上でご覧いただきたい。
第3位:国道19号線~梶平集落間
一見きれいだし800mほどと短い道だが、特筆すべきはその勾配度!何%なのかは不明だが、とにかく急だ。道幅は狭く、両側は崖。とても怖い。
上りはアクセルべた踏み、下りはローギア。エンブレかけまくり、フットブレーキも踏みまくりだ。夏場はそれでもいいのだが、問題は冬。凍りついたこの道をどうしたら生きて通り抜けられるのか。
第2位:高市場集落~女蔵里集落間
この道、幅こそ細いが距離は200mほど。そうたいしたことないように見えるだろう。ところが、夏になると―
こうだ。なぜ、道路の真ん中に草が生い茂っているのだろう。サイドの植物の成長も旺盛で、轍は不明瞭。3位と同様両側は崖だ。さらに、上からも容赦なく蔓植物が覆いかぶさってきて、前が見えなくなる瞬間がある。超怖い、怖すぎる。
主要道ではなく、抜け道的な存在という点で2位とした。管轄集落の高齢化で草刈りの人手が足りず、使用頻度の低い道路は整備が後回しなのだろうか。今後どうなってしまうのだろう。僕としては豆腐を届けるのに近道なので、できれば残っててほしいなぁと思う所存である。
第1位:国道19号線~白井沢集落~桐沢集落~県道12号線
堂々の第1位。ぶっちぎりでトップの難所だ。見てこれ、どうやってすれ違うの。
ここを1位たらしめるのは、まず何と言ってもその長さ。ほんと延々こんな感じ。谷や尾根をいくつも越えて、クネクネ道を行けども行けども家屋が現れない。とにかく不安になる。あと、路面が異常に悪い。急だし狭いし、両側崖の箇所が多いのはもちろん、なんと突然ガードレールが途切れる!
ちょっと左に傾いてるし!心臓に大変よろしくない。
かんべんしてくれよ・・・。
ちなみに、Google mapには出てこない。パンクしたり事故ったりしたら、いったいどうすればいいのだろう。
そして最大の難点は、2つの集落へ続く道がこれ以外にないことだ。買い物も、病院も、この道を通らなければ行くことはできない。どちらも高齢化率はたぶん100%。どうやって生活しているのだろうか。心配になってしまう。
まとめ
とまぁ、ネガティブな感じで紹介してしまったわけだが、僕としては地域の巡回をとても楽しみにしている。「こんなとこまでよくきたねぇ」なんて言われると、ちょっと泣きそうにもなる。雪も融けたし、そろそろ奥の集落へも行ってみよう。