おかげさまで、暖かく過ごしてしまっています。
2016年2月26日 | 活動内容:その他 |
こんにちは。信州新町地区担当の島田です。
私の現場で1月に産まれた子羊達は、その後すくすくと育ち、近頃は大人羊達と同じ餌も食べるようになり、かなり手がかからないようになってきました。
◆ 現在住んでいるアパートは、それほど寒くありません。
信州新町は、長野市の中山間地域の中では積雪の少ない場所で、冬でも比較的過ごしやすい地域と言えます。
しかもありがたいことに、私が住んでいるアパートは、中心地近くの団地の中の比較的新しい建物で、二重のサッシュや玄関と居室を隔てるドアを採用しているため、一般的な石油ストーブを使用していれば、部屋の中は非常に暖かいです。
こう言っては何ですが、「私個人としては、現在は特別な"寒さ対策"を必要としていない。」というのが本音だったりします。
(もちろん、凍結防止のために水道の元栓を閉めたり、布団の下に電気毛布を入れたり、厚着をしたりといった、一般的な寒さ対策は必要です。)
◆ 産まれたての子羊は、寒さから守ってあげる必要があります。
羊は寒さにかなり強い動物で、雪が降る日も風が吹く日も、小屋の中にいる限りは平気な様子で過ごしています。
それでも産まれたての子羊は体毛が短く、寒さで体力を奪われてしまうこともあるので、ある程度の寒さ対策は必要となります。
1月24日に私の現場で産まれた子羊は、体重が2.3㎏(通常は3.5㎏~5.0㎏くらい)と小さく、初乳を上手に飲むこともできませんでした。
こういう子羊は、放っておけば、寒さで体力をどんどん奪われて、最悪の事態になることもあります。
このような場合は、母羊の搾乳をして哺乳瓶で母乳を与え、湯たんぽや保温器などで身体を温めるようにします。
その後、元気に歩き回り、自力で母乳を吸うようになれば、もう一安心です。
◆ 私にとっては、東京の寒さの方がつらかったような気がしています。
信州新町は、積雪はそれほど多くなく、風が強い日も少ない地域です。
外出時は車での移動が多く、屋外での作業時は防寒着で身を包んでいますので、それほどつらさを感じたことはありません。
空は晴れていても、建物の日陰を冷たいビル風に吹かれながら歩いたり、人ごみの中で過ごして風邪をうつされたりする東京の冬よりも、むしろ快適に過ごせているような気さえしています。
・・・ですが、雪かきのあとの筋肉痛には、やはり中々慣れるものではありません。
信州新町地区担当
島田 裕生
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