長野市地域おこし協力隊はながのシティプロモーションの一環です

【目標を追記】今年の抱負:七二会から ときはなたれよう

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2016年1月29日 | 活動内容:その他 |

昨日の信州新町地区島田さんの『「夫婦二人での「田舎暮らし」1年目」』を読んでほっこりしている七二会地区の山崎です。

我が家も負けずと昨年度は、Iターン(私)、Uターン(妻)、孫ターン(娘)を実現し、毎日にぎやかな我が家です。

この事例を増やす先駆けになればと身の引き締まる思いです。

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七二会に継続して住むことができるように頑張っています。

それでは、永住の妨げになる4つの事例を紹介し、それから抱負について語りましょう。

その1:副業が難しい

公務員として収入があるのに、別の仕事をするのかと注意されることも多いです。

地域おこし協力隊のメンバーは、地域にすむための三種の神器「家・車・仕事」を持っています。

しかし、任期終了後にはこれらの神器を持たない状態となります。その状態を回避するにためには、任期終了後までに自ら手に入れるしかありません。

任期が終了してから準備しても遅いです。むしろ今からやっても遅いぐらいです。

任期終了後に、別の仕事を探しても時すでに遅しですが仕事があるため副業が難しいのが現状です。ギリギリの生活で任期終了まで頑張るしかありません。

その2:七二会にこだわるほど、七二会に住めなくなる

七二会地域だけで頑張りたいが難しいです。

「七二会で活動する!」確かにその通りです。私は、七二会を中心に活動しています。作業場も、近い方がいいです。

しかし、「七二会だけ活動せよ」と言われると非常に厳しいです。活動は、七二会だけにこだわるとできることが激減します。

七二会で活動せよとアドバイスを下さるのはありがたいですが、七二会地域だけでかんばるのは厳しいです。

その3:農業にこだわるほど、七二会に住めなくなる

職業も同様です。農業はいいけど、ITを使った活動は、地域おこしにならないと注意されています。

今の経済は、グローバル経済です。世界と生活が密着につながっています。

農業でも、優れた果物を世界に輸出したり、日本一を目指すなら十分に七二会で可能と思っています。しかし自分には土地も機具もノウハウもありません。

農業は、間違いなく重要です。自分も稲刈りや脱穀を手伝ってお米を頂いています。七二会のお米は、もともと美味しいです。自分で作ると美味しさ2倍です。

しかし、農業しか認めなくなると自分には厳しいです。

農業にはできなくてITにはできる地域おこしは沢山あります。

その4:「地域おこし」を頑張るほど「地域にいられなくなる」

地域活動は、継続性が重要です。補助金に依存するとその場しのぎにしかなりません。任期中の給料に依存すると継続性がありません。

にもかかわらず自分を犠牲にして頑張るしかないのが現状です。

地域貢献は、七二会を中心に行います。パソコン教室であったり、なにあいドットコムなどはの備品や道具は、自己負担で対応しています。

七二会に継続して住むことが、本当の地域おこしです。そのための努力をする必要があります。

【本題】今年の抱負:七二会から ときはなたれよう

上記のあるあるは、隊員同志の会話です。何人もの方が悪気なく話してくれます。

また、以下のような会話もします。

「俺:休日にスキーのインストラクターやってんだ」

「隊員:よくそんなもの休日にやってられるね~」

「隊員:協力隊がなんで農業やらないの。休日にスキーなんておかしいでしょ」

地域に継続して住むには、努力だけでは不十分です。戦略性が重要です。

抱負の「七二会から ときはなたれよう」の「ときはなたれよう」は、「解き放たれる」の意です。

「解き放たれる」とは、地域の束縛を解いて自由に頑張ろうという決意です。

七二会に住み続けるために、以下の4点を心がけます。

  • 自己負担してでも信頼を得ること
  • 七二会以外の良きものも取り入れること
  • 職業にこだわらないこと
  • 「地域おこし」以外も頑張ること

一番常識的なパターン。でも実現が難しい

地域おこしをやりながら、地域おこしでお金を得る方法です。一番理想的な考え方ですが、実現が難しいです

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一番優先すべきこと

地域おこしをやりながら、生計を得る方法が理想ではありますが、七二会地区は厳しいのが現状です。

地域にも貢献する

「なにあいドットコム」・「パソコン教室」・「林業」などを実施し、地域に貢献

地域貢献を優先にするか、自分の仕事を優先にするかは悩みどころです。ただ、サラリーマンや公務員と違って将来の収入が保証されていないため、地域貢献は余力で実施するのが賢明です。

任期終了後にも継続した地域貢献が必須でしょう。本件は一人で決めるのではなく職場と相談して優先順位を決める必要があります。

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七二会に住んでいるメリットを活かす

地域に住むことに一生懸命で、周りに目を向ける余力がないことが多いかと思います。それでは、もったいないです。

私は、白馬村でスキーのインストラクターをしています。すると毎週末、大阪や東京から4時間~6時間かけて訪れる方に出会います。

また、白馬では、日本人よりも、海外人の方が多いぐらいです。異国から白馬村にやってきます。世界から見ても信州は、魅力的だということです。

私も20代の中盤から娘が誕生するまでの10年間は、毎週末スキーのために飯綱に通い続けました。

七二会からだと、白馬村にはわずか30分で到着します。にもかかわらずスキーなどを楽しんでいる人は、少ないです。

七二会を楽しもう

昨年度は、「ヒメボタル観賞」、「アサギマダラ観賞」、「陣場平トレッキング」、子供達と「七二会の山林を使った活動」も楽しみました。

そして七二会からちょっと離れて、自分の住んでいる良さを知ることも重要です。

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