今年の抱負
2016年1月 7日 | 活動内容:活動内容 |
あけましておめでとうございます、小田切地区担当の涌田です。
大晦日にお酒を呑みながら紅白歌合戦を観て、年が明け ゆく年くる年を観て・・・
朝 目が覚めたら、外が真っ白でした。長野に来て初めての冬、地区の皆様からは 「今年の冬は暖かい」とか、「小田切の冬の寒さはこんなもんじゃない」とか言われますが、僕としてはなるべく暖かいほうがうれしいです。
だけど、雪を見るとわくわくするし、早く積もって欲しいと言う気持ちもあります。人間心理とは複雑です。
1月3日、善光寺に初詣に行って来ました。思っていたよりも人が少なく、たくさんお願いごとが出来ました。
大阪に住んでいた去年までは、同じ1月3日に 伊勢神宮にお参りすることが年初めのお決まりの行事でした。
今年の抱負は、移住者になるための準備です。
地域おこし協力隊として去年6月に長野に引っ越して来ましたが任期は3年、はや任期の6分の1が過ぎてしまいました。
移住者になるために必要なことは " 家 " と " 仕事 " ですが、今年の目標は売っていただける家を見つけることです。
そのためには 地区の住民の皆様に信頼していただき、絆を深めることが一番だと思います。今年も去年に引き続き、地区の巡回や地区の行事に どんどん参加していきたいです。
そして・・・ お決まりの僕の国鉄車両の紹介です。
今回の車両は " 155系修学旅行専用電車 " です。
製造は昭和34年で、第二次世界大戦終戦直後のベビーブームで生まれた団塊の世代の人たちが 小学生や中学生になるのにあたり、東京方面から関西方面に向かう修学旅行専用に開発された車両です。
昭和30年台、修学旅行の移動手段としては 飛行機では料金が高く、高速道路もなく 国道も未舗装の道路が多かったため長距離のバス移動は不便で、鉄道での移動が一般的でした。
155系電車は普通の電車よりも 多くの人が乗れるように、座席が2列+3列になっていました。
現在でも新幹線の普通座席ではみられますが、車体の狭い在来線では珍しい存在でした。
車内には スピードメーターや、当時としては珍しかった電池式の壁掛け時計が取り付けられていました。
また冷房設備がなく 扇風機が設置されていました。
主に、品川-京都 の " ひので " 、品川-明石 の " きぼう " に使用されましたが、後に 子供の体格が大きくなったことや、冷房装置が付いていないことなどから、昭和40年代後半には 修学旅行に使用されなくなり、臨時列車や普通列車として活躍し、昭和55年に引退しました。この車両、懐かしく思われる方も多いのではないでしょうか。