未年の今年は、羊、ヒツジ、ひつじ、の年でした。
2015年12月28日 | 活動内容:農地活用 |
こんにちは。信州新町地区担当の島田です。
あと3日もすればお正月ですね。
あらためてこの一年を振り返ってみると、私の今年の活動は、とにかく羊、ヒツジ、ひつじの毎日でした。
◆ 初めて購入した素緬羊が、2月に無事出産。
昨年の11月に初めて3頭の素緬羊を購入し、左右高原の「緬羊繁殖センター」に間借りをして、私の緬羊飼育がスタートしました。
3頭の内、2頭が、2月に無事出産。
以来、毎朝、毎午後、左右高原の「緬羊繁殖センター」へ、餌くれ(餌やり)に通い続けました。
初めて世話をする子羊達の様子に目を細める一方で、4月、残念ながら種がつかなかった1頭をやむを得ず肉として出荷し、その一部を地元の公営旅館「さぎり荘」にて、自ら食べさせていただくという経験もしました。
◆ 精進屋での現場作り。
3月、信州新町牧田中精進屋にて羊の飼育のための土地を借りうける話しがまとまり、さらには私の緬羊飼育現場開設工事に長野市の補助事業の予算がつくこととなり、いよいよ自分の現場を持つことが決まりました。
4月、5月は、諸条件の整備や書類作成、仮設現場開設用の資材購入などに奔走し、「農家創設」の手続きも無事に済ませることが出来ました。
◆ 放牧の始まり。
6月、精進屋の土地の一部に仮設の飼育小屋と柵を設置して、いよいよ放牧を開始しました。
当初は大人羊2頭しかいない状況でしたが、すぐに子羊3頭を加えて5頭となり、7月にはさらに3頭の子羊を岐阜県中津川市より追加購入し、現在飼育している8頭の羊達が揃いました。
暑い夏場は、羊達の飼育に加えて、現場の雑草の刈り取り、埋まっていた側溝の復旧作業など、陽が暮れるまで作業を続ける毎日でした。
◆ 補助事業工事。
8月、いよいよ補助事業として、精進屋の土地の薮の伐採工事が始まり、9月には柵の敷設も完了し、羊達は広々とした放牧場で活き生きと運動し、存分に自然の草を食べることが出来るようになりました。
◆ 飼育小屋の完成
10、11月は、こつこつと飼育小屋を作り続ける毎日でした。
仮設現場の作成で得た経験や反省点などを活かし、ようやく納得のいく仕上がりの小屋が完成し、12月1日、ついに羊達を冬場の飼育現場へ招き入れることが出来ました。
◆ イベントもありました。
3月の「田舎暮らし体験ツアー」、4月の「ひつじ祭り」、9月の「まちむら交流会」、10月の「更北地区子どもフェスティバル」など、羊達とイベントに参加させていただく機会も沢山いただきました。
市民の皆さんが羊達に親しんでいただく機会を、今後も作っていければと考えております。
◆ 来年も未年?
来年は申年。
年男の私ではありますが、引き続き、猿ではなく羊三昧の年となることでしょう。
開設した現場を発展させ、羊を利用した新たな取り組みにも挑戦していかねばなりません。
応援いただいている皆様、いつもありがとうございます。
来年も、羊達ともども、どうぞ宜しくお願いいたします。
信州新町地区担当
島田 裕生
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