今年のまとめ
2015年12月 1日 | 活動内容:農作業 |
中山間地域担当 浅野です。
いよいよ12月です。
都会にいると、クリスマスムード一色となり、クリスマスメロディで頭が痛くなる時期・・・
クリスマスは嫌いじゃないですが、私はあのムード少し苦手です。
そしてじきに山下達郎さんの音楽が聴こえはじめたら、せわしくなってきますね・・・。
昨年の事ですが懐かしく感じます。
長野市の中山間地域はまだクリスマス感は、ございません!(私の行動範囲が狭いだけかもしれませんが笑)
そんな長野市の中山間地域の のんびり感が性に合います。
6月から地域おこし協力隊に着任し、移住してから早くも半年が経過しました。
様々な方と出会い、いろいろと刺激をもらっています。
前職とは別世界で、新しい発見と充実した日々を送っています。
そもそも移住ってすごく決断のいることですよね?
なかなか出来るものではありません。
そしてお笑い芸人になることはもっと決断のいることですよね・・・。
頑張れトイボックス!(ながの銀座マルシェにて)
振り返ると
移住は悩みに悩んだ決断でしたが、後悔はひとつもありません。
「自分の環境は自分で変えられる。そして、自分でしか変えられない!」
と思いやってきました。
かっこいいこと言ってますが、
「長野へ移住する為に、期限付きの地域おこし協力隊へ転職」したという方がしっくりくるかもしれません。
もう進んでしまった以上、進むしかないので楽しいです(笑)
初めての米づくり
今年、初めて挑んだ田んぼも色々な方に支えられながらも良く育ち収穫を迎える事が出来ました。
植物の生命力すごいわ!と子供に戻ったような喜びを感じています。
そろそろ来年の農業計画も考えなければなりません。
地域おこし協力隊の任期終了後には新規就農も視野に入れ活動しております。
「長野に移住か~いいな~!うらやましい」とよく言われますが、他の田舎とたいして変わりません。
山があって、川があって、空気が美味しい、水がうまい、静かで・・・
つまり、どこにでもよくある【田舎】です。
私の場合は、北アルプスが近いという理由が大きいですが。
その他にも温泉がたくさんあったり、スキー場が近かったり、市街地が山に囲まれた盆地に位置し、山(程よい田舎)から中心市街地へ30分~50分程と良い距離感だったりします。
何が良くて長野にしたの?と聞かれますが ↑ コレと答えます
でも実は「フィーリング」です。
うちの家族は相性がよく、すんなり入り生活することができました。
これまで、いろいろな土地をみてきましたが、どの県もどの地域も魅力はそれぞれで、自分が求めるものが近くにあれば最終的な決断はフィーリングなのかもしれません。
長野は食べ物が美味しい
しつこいですが長野は食べ物が美味しいです。これは間違いない情報です。
長野に来てからというもの「食」について考える機会と周りの環境がガラリと変わりました。
食に対し意識が高い人が集まっている地域だと最近思っています。
小麦粉が入ってないグルテンフリーの食品だったり、ノンカフェインの飲料、様々なアレルギーで苦労されている方が多いことにも驚いています。
今、ノンアレルゲンの食品や自然食品というものが、こんなにも期待されていることに考えさせられるこの頃。
長野に移り住んだからには(田舎に住むからには)、「食」についてもっと考えていこうと思っています。
考える食材(材料)や、育てられる環境(耕作放棄地)などが、いい意味で沢山あるから。
やれる土地があるならば、いろんなことにチャレンジしていこう!
食べるだけでなく、作る側として新たに思うことがたくさんある・・・。
無理なく、自分の手の届く限り・・・。