これが本当の、くだものだもの。【大岡】
2015年10月 8日 | 活動内容:移住・交流 |
大岡担当の鈴木です。
長野の人は果物が大好き。
ご飯の時もお茶休憩のときも、毎日果物を食べる人が多いです。
みんなで集まる機会があると、そこに果物が無いことなんてありません。
これはある草刈りの日の休憩タイム。地域の方が庭で採れたスイカをもってきてくれました。
暑い中汗をかいたあとの水分補給がスイカなんて、最高ですね。
新鮮で美味しい果物がどこでも売られているし、いただく機会も多いですが、私が好きなのは、山に自生する果実の採取♪
ヤマブドウとサルナシ。
山栗、小柿なども盛んに実をつけています。
この時期は上を見上げたり、足元のキノコや栗を拾ったり、野山を歩いてもソワソワしちゃいます。
普通の栗と山栗。小さくても甘い!
現代の食卓に並ぶ果物は、こういった実が原種で、甘く大きな実をたくさんつけるよう改良し栽培されるようになったのです。
サルナシも、キウイフルーツの原種なんですよー。
中身は小さなキウイ、味もキウイ、完熟したものは濃厚でびっくりするほどジューシー。
これらはどれも実が小さくまばらで、酸味が強かったり大きな種があったりして食べにくいものもありますが、生命力がぎゅ~っと凝縮されていて、自分で採った喜びもあり、滋養高く元気がもらえる気がします。
人間の都合で造られた、種のない不自然な甘さの果物に慣れている自分ですが、お菓子や甘いものがなかった時代の人々には、山の果実は素晴らしいご馳走だったんだろうな。
先人たちの生活に思いを馳せ、ありがたく味わうこととします。
(先人様読んでいたらすみません、砂糖を入れてジャムやジュースにしてます)
ちなみに半日歩き回って、全身葉っぱやクモの巣だらけになって、バケツ一杯程の収穫。
採ったあとも、葉や枝、未熟な果実などを取り除いたりと選別がひと手間。
でも採るのが楽しいんです。採集民族のDNAでしょうか。
でっかい房を見つけた時の喜びはたまりません。
(小さい房・・・)
一般的には、スーパーで美味しい果物を買ってきたほうが、費用対効果としても安全面でもお勧めです。
※鈴木の好きな果物は巨峰と洋梨とプルーン