番外編:夏?の思い出
2015年9月22日 | 活動内容:農作業 |
こんにちは!鬼無里担当No.3のきのっぴーです。
今月2回目の登場(笑)
ついこの間できた思い出を。。。
(facebookに掲載した内容と少しかぶっています)
夏、といえば、カエルですよね?!
(いろいろご意見はあるかと思いますが、、、)
先週、我が家に都会の中学生3人が農家民泊にやってきたのです。
小川村、戸隠、中条、鬼無里で受け入れしたのかな(詳細うろ覚え)。
2泊3日の間、いろいろ体験してもらいました。
お米の精米、土壁塗り、おやき作り、ピーマン収穫・出荷、
薪運び、小学校運動会見学&裾花民謡(鬼無里の盆踊り)踊り。。。
2日目の夜は、手品なんかも披露してくれました。
3日間の間、ずーっと楽しかったです。笑いっぱなしでした。
中でも、ピーマン収穫の時のカエルに対する反応が面白かった!
ピーマン畑で虫を沢山食べて、おなかがパンパンに膨らんだ、
ほんの小さな、小指の先よりちょっと大きいぐらいのカエル、
平気な子は喜んで捕まえようとし、
苦手な子はあっという間にどこかへ逃げました(^^)
反応が両極端なところに、つい笑いがこぼれてしまいました。
中学生でも小学生でも、カエルの好き嫌いに男女差はありません。
男子でも「カエル無理」っていう子はいましたし。
女子でも好きな子は手のひらに載せて平気です。
カエルって、不思議な存在ですよねー!こんなに好き嫌いがはっきりする。
好き(というより平気)な気持ちも、嫌いな気持ちも、
両方とも何となく理解できる。
よく虫を食べてくれるので、私は最近「かえる大明神さま」と
お呼びしておりますが。
ピーマンの実り方を初めて知った、という子もいたかな。
(実は、私も鬼無里に来るまで見たことなかったんですけどね)
で、ピーマン畑で実際に目にするまでは、
こんなふうに実ると思っていたんだそうです。
(下記は話を木下が絵にしてみたものです)
ピーマンは土から生えていて(半分土に埋まっていて)
お尻の方から根っこ的なものをはやして生きていると思っていたんだそうです。
ピーマンを知っている人は笑うとは思うんですが
(私も笑わせてもらった一人です)、
むしろその想像力の素晴らしさに感服するべきかな、と。
ピーマンの実り方、ここまで想像していなかった。
ここまで具体的に想像するのは、大人でもなかなかできない。。。
きっと理系が得意かな、と思っていたら、
「数学や理科好き」と言っていたと思います。
今回、ピーマンの正しい(?)実り方を知ってもらってよかったかな。
お別れの3日目、隣の戸隠の営農センターまでピーマンを出荷に行き
その車の中でみんなで「ふるさと」を歌ってくれました。
泣きそうになって、何度も声が詰まっちゃったです。
くねくね道と私の荒い運転に、気分が悪くなった子もいて
集合時間に少し遅れ、慌てふためいて到着したこともあって、
別れ際はあっという間、涙がこぼれる暇もなく、
今回は泣きださずに見送れた。
いい思い出になってくれていればいいな。
夏っていうより、ついこの間の、どっちかいうと秋の思い出です。
長野市地域おこし協力隊(鬼無里) 木下 恵美子