日本で最も美しい村・大岡(※2015年鈴木調べ)
2015年8月24日 | 活動内容:移住・交流 |
大岡地区担当、活動2年目、鈴木です。
自己紹介がてら、私が大岡にやってきた、いち移住者としての経緯と住んでみた感想を書いてみます。
東京で生まれ、千葉で子供時代を過ごし、また東京へ。
いわゆるいなかの無い人間ですが、両親は休みには海や川、山に連れていってくれたので、自然の中で遊ぶのが大好きになりました。
社会人になって始めた登山で、何度も長野を訪れるうち、いずれは長野にと考えるようになり、定年まで待てないね、という夫の希望もあり移住を決意しました。
大岡を選んだ理由は、半分は必然、半分は偶然みたいなもの。
夫婦共に実家が東京、私は東京時代の仕事を一部継続してて(※、調整次第で副業や学業ができることになっています)、東京への行き来が多いので、交通の便は重要な条件でした。
(もちろん山に近いのも大事!)
実際新幹線やバスの便数も多く、東京は日帰り中心。
山に行くにも、白馬、上高地、妙高など、主要な登山口まで1時間弱~2時間弱程度。
最寄の都会(?)篠ノ井まで25分程で、病院や買い物も選択肢が多く、想像以上に便利で快適です。
スーパーの産直コーナーに地場産の野菜や果物がズラリと並ぶ景色は圧巻ですが、ありがたいことにいただく機会も多く、夏は2週間野菜買ってない、とかザラです。
庭で野菜も作ってますが、むしろ上手にできない位でちょうどいいです(笑)。
長野市の中でも大岡を選んだのは、活動内容もありますが、どうせ住むなら一番自然の色濃いところ、と深く考えずに。
どこが一番なんて決められないし、住めば都でしょ!と、隣町に引っ越すような感覚で、やってきちゃいました。
来てみればこの景色!毎日、色んな表情を見せてくれます。
そして憧れてやまなかった、昔ながらの農村文化。
お米や野菜を育て、うどんやお蕎麦、おやきは自宅で作るもの。
味噌はもちろん、豆腐や醤油を自家製で作る人も一部います。
山菜やきのこを採ったり、食べ物の貯蔵や加工など、学ぶ事がたくさん。
(水の神様、山の神様のお祭など、農のこよみに合わせた祭礼が色々。これは台風の害がないよう、豊作を祈願しながら数珠を回してます。)
農村ならではの祭礼行事も多々あり、自然に感謝し共に生きる、先人の智慧が詰まった、日本の原風景がここにあります。
一年数ヶ月住んでも、毎日が新鮮なんです。
これが当たり前の日常となる頃、ここが私達の「ふるさと」になるのかな。
今後も、活動を通して大岡の魅力を伝えていけたらと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
※田植え体験会のお知らせ※
秋の"稲刈り体験会"は10月3日および10月17日に開催します。
無農薬の田んぼで昔ながらの手刈りで、はざかけ(天日干し)にします。
赤とんぼ舞う黄金色の田んぼで、自分の食べるお米を自分で刈ってみませんか。
ご興味のある方は大岡支所 鈴木までお問合せください。
026-266-2121
oooka@city.nagano.lg.jp 詳細メールをお送りします。