長野市地域おこし協力隊はながのシティプロモーションの一環です

ピーマン、一難去ってまた一難

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2015年7月22日 | 活動内容:農作業 |

こんにちは!鬼無里担当No.3のきのっぴーです。

 

ようやく梅雨明けしましたね!天気 のデコメ絵文字 

関東甲信地方の梅雨明けは7月19日ごろ、との気象庁の発表です。

昼間はアブラゼミやミンミンゼミの声が聞こえてきたような。。。夏だよ。昆虫だよ。セミ のデコメ絵文字  

 

梅雨明けしたはずですが、現在(7月22日夜)ここ鬼無里は

かなりの雨が降っています。台風の影響でしょうか?

先週は台風11号が接近するとのこと、天気 のデコメ絵文字 ちょっと慌てました。

なぜなら!私のピーマンはまだ木が細いので、

大きな実を実らせたまま風なんか受けたら折れる!

(鬼無里は谷あいなので、台風が来てもそんなに強風来ないんですけどね)

ピーマンは折れたら再生しないそうです。弱い子なんです。

また、収穫の時実が雨に濡れると早く傷むので、そのままでは出荷できません。

その場合は新聞紙なんかの上に並べて半日扇風機で乾かします。家電だよ。扇風機 のデコメ絵文字

乾かすのに時間も電気代(扇風機)もかかる。

ということで、雨が降りだす前に収穫することにしました。

収穫するうち雲行きが怪しくなり、収穫終盤になって遠くでゴロゴロ。。。雷雲 のデコメ絵文字

雷にあたるのは御免だー!痛そうだし、まだ死にたくないよー!

もうちょっとで収穫済むから、待ってくれー!

と、半分泣きそうになりながらこの日の収穫を終えたのでした。

 

この日の収穫個数は前回の3倍。でもそのうち44%は"ハネ"です。

2L、L、M、Sの各サイズに分けると2kgずつが精いっぱい。

同じサイズで5kgあれば、指定の段ボール箱にそのまま入れて

出荷できる「バラ箱」出荷が可能ですが、2kgしかないので

全て数個ずつ袋詰めでの出荷となります。サイズ毎に詰め方も決まっています。

下の図は、先日行われた目ぞろえ会(※)で提示された、袋の詰め方です。

※営農センター主催、出荷農家の基準・意識合わせの会のようです。

IMGP9370.jpg※Lサイズの詰め方は若干変更あり。

単価は高くても手間が大変!大量に獲れた場合はバラ箱出荷の方が楽です。

ピーマンを作っている他の出荷農家は、「バラ出荷じゃなきゃ間に合わねぇ」

というぐらい、いいピーマンがたくさん獲れているようでした。

私の場合、ハネが多いような気がする。

ごつごつした実(密かに「鬼ピーマン」略して「鬼ピー」と呼んでいます)や

風に揺さぶられて付いたのかな、と思しき傷痕のある実や、

中でも一見、見た目はきれいなのに、よーく見ると小さな斑点が。。。

という実もよく見かけます。

IMGP9402.jpg

何かの栄養不足なのかなぁ、何かの虫のせい?

  

確かに、葉っぱの裏にアブラムシが付いていることがあり手で取っています。

以前、何かで読んだのですが、アブラムシは

「テデトール」が一番効くんだとか。「手で取ーる」です。

葉っぱの裏にウジャウジャ付いていると、一瞬躊躇します。

(写真はショッキング映像に近いので自主規制、やめときます。(^^;))

アブラムシは茎や葉から樹液を吸汁し、排泄するのは

余分となった糖分だそうで、「甘露」とも言うそうです。

(その糖分にアリが寄ってくるため、アブラムシは別名「アリマキ」です。

アリを来させることによって、天敵のテントウムシを追っ払うらしく、

うまく考えてるなぁなんて思います。)

ということは、潰しても樹液か糖分だ!と自分に言い聞かせ、

勇気を振り絞って潰すのですが、何となく、ネトッ、べチョッとするし

あんまり気分いいものではありません。

テデトールも最近では追い付かなくなってきた。。。

よく見れば、若い葉っぱが縮んでいる株を数株発見!

あれ?これはもしや病気では???

IMGP9409.jpg

 

折しも前日、営農センターでウィルス病を発病したピーマンの葉っぱを

見せていただいたばかりです。↓

IMGP9386.jpg

アブラムシやアザミウマが媒介するウィルス病にかかってたら

収穫できずに枯れ、他の株に伝染してしまうので引っこ抜かなくては。

ハサミや手袋なんかも、洗浄しなくてはなりません。

慌てて営農センターに問い合わせ、写真もメールで送ってみてもらいました。

今のところ、何かの虫(アザミウマ?アブラムシ?)の被害には遭っているが、

まだ病気が発生している訳ではないそうです。だがしかし!

要経過観察、脇芽を掻いたりピーマンの実を収穫したりする時は

その株は後回しにした方がいいとのことです。

収穫するときは株の様子を慎重にチェックしてから

ハサミを入れるようにしています。

(収穫は手で捥ぐ方が早いのですが、不器用な私は枝ごと

折ってしまう"事故"が度々ありまして、ハサミを使っています)

用心のためハサミを2,3本用意しておく農家の方もいらっしゃるそうです。

気付かずにハサミを入れたり脇芽や葉っぱを取ったりすることがありますしね。

 

それにしても、虫!何か対策しなければ!

農薬を使うほうが確実だとは思うのですが、その前に

いろいろ試してみようと思います。

まずは、いわゆる虫取り粘着シート。数社から出ています。

アザミウマに効くタイプとアブラムシに効くタイプ、があるので

試しに数か所設置してみました。効果があればいいな。

他にも、きらきらテープも効くかもしれず、やってみようと思います。

 

「一難去ってまた一難」は、ピーマンだけじゃないんです。

田んぼも土用干ししたつもりが上手く干せておらず、まだ土用干し中です。

草取りが大変、種々の草が生えている状態です。

オモダカやらコナギやらホタルイやら、、、覚えた植物が増えたかも??

汗と泥にまみれながら少しずつ取っていますが、いつ終わることやら。。。やれやれぬこ のデコメ絵文字

 

長野市地域おこし協力隊(鬼無里) 木下 恵美子


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