長野市地域おこし協力隊はながのシティプロモーションの一環です

植えつけ+田植え+民泊=?(古民家で生きるために2 その2)

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2015年6月11日 | 活動内容:農作業 |

こんにちは!鬼無里担当No.3のきのっぴーです!

 

長野もようやく梅雨入りしましたね。ケロッピだよ。梅雨だよ。梅雨 のデコメ絵文字

なかなか雨が降らなかったので、

地元の方たちは「種を落としても芽が出ねぇ」と

嘆いていたのですが、これで少し安心ですかね。

でも沖縄はもう梅雨明けだとか!早い!

 

ちょっと長文になりますが、前回の続きです。

5月20日に下記が重なりそうな状態で、

 (1)中学生農家民泊受け入れ

 (2)田植え

 (3)ピーマン苗植え付け

 (4)花豆種まき

さらに下記も重なりました。

 (5)文珠堂の通路のスギっ葉引き取り

おまけに、5月20日前にもいろいろ。

 (6)土蔵を解体するお宅から道具類の引き取り

    →5月18日までに

 (7)衣職住フェア(5月16日)

 (8)奥裾花自然園の新緑ウォーク(5月17日)

 (9)田植え用苗のお手伝い(5月19日)

これぐらい、どうってことないじゃん、と

おっしゃるかもしれませんが、不器用な私には

「テトリス積みあがっちゃう感じだよー!」

と叫びたくなる状況。でも、全部こなしたい!

全部やりたいことばかりなんだから!

1つでもあきらめたら絶対後悔する!でもどうしたらいいんだろう。

 

「どうしたらいいんだろう。」

つい、いろいろな方の前で独り言のように言葉に出してしまっていました。

今思えば、こなせるか不安だったのです。

この言葉に対して、地元の方たちから良いアイディアをたびたび頂けて、

精神的にもどんなに助かったか。。。

 

【田んぼ】

田んぼ5畝(1反=10畝)を家の近くに借りられました。

耕運機などの機械は持っていないので「手植え・手刈り」することにし、

機械がないとできない田おこしや代掻きは機械を持っている方にお願いしました。

 IMGP8543.jpg

苗は5月20日に配り始められるそうで、日を置かずに

植えつけ始めなければならないそうです。

 「5畝を一人で植えるのは大変だよ、

 民泊の子たちが来るなら手伝ってもらった方がいいよ。」

田んぼにハマる子がいるかもしれないからお風呂を沸かしておくそうです。

それでも、私自身1回しか田植えしたことないし、教えられないよなぁ。。。

田植えを教えられる自信がないので、ご近所のおばちゃん何人かに

お手伝いをそれとなく頼んでみたのですが、

みなさんも田植えの時期なので難しいそう。

その代り、「田植えなんてこうやればいいだよ」

エア田植えでレクチャーを受けました。(^^;;)

  「だいじょうだいじょう、教えられるよ」

(「だいじょう」、とは「大丈夫」のことです。「ぶ」って言っているのかな?

私は大抵聞き取れず「だいじょう」だと思っています)

本当に"だいじょう"かなぁ???まぁやってみようかな。勇気はいただきました。

 

手植えするには代掻き後、田植え前日までに筋付けするらしく(知らなかった!)

それまでに水の量の調節も必要とか。(それも知らなかった!)

筋を付ける道具って?どんな道具かな?

納屋の中にあるだろうと思っていましたが、それらしき道具は見当たらない。

借りなきゃ、と思っていた時にちょうどよく(^^;;;;)通りかかった

近所のおばちゃんに聞いてみたところ、「あぁ、うちにあるよ」。

今は機械植えしているので使わないそうです。さっそくお借りしました。

(後程「もう使わないからあげる」とのことで、ありがたく頂戴しました。)

IMGP9034.jpg

ただ引っ張れば筋が付くようですが、いざ付けてみるとなかなか先に進まない。

民泊の中学生が来るまでに田んぼ全面に筋付けなんて、とても無理。

あ、じゃぁ筋付けも少し手伝ってもらおう。

 

【ピーマン苗植えつけ】

ピーマンの苗は5月18日から配り始めるとのこと、

いくら民泊の中学生が来てくれるといっても

田植えや筋付けに加え、ピーマン苗植え付けまでは無理かなぁ。

田植え開始は5月20日からずらせないし。。。

ピーマン苗はどうなんだろう?一週間ずらせないだろうか??

育苗している方に聞いてみたところ、

5月27日頃の植え付けでも大丈夫とのこと、

また、苗も置いておいていただけるとのこと。

お言葉にも甘え、5月27日の民泊の中学生に

植えつけを手伝ってもらうことにし、

5月26日に苗を受け取りに行くことにしました。

 

【花豆】

まだ畝も支柱も準備していない状態でした。

畝を作り水分保持のためのマルチシートをかけるのですが、

雨が全く降らないのでマルチをかけても水分保持になりません。

雨が降るまで待たなくては!

でもこの辺りは5月20日に種を播くとのこと。

「ポットに落しとけばいいんじゃねぇか」 採用!

IMGP8873.jpg

ポットに種を落したのですが、水をやったら種が浮いて

出てきてしまいました。まぁ、そのまま行こう。

芽が出るまでには数日かかります。その間に畑の準備をしておこう!

花豆の種は周りの方々のご厚意で、頂きました。

長野県産だけでなく北海道産の花豆も頂きました。

比較してみると、「長野県、これは北海道に勝てるぞ!」

左は長野県産、右は北海道産です。IMGP9036.jpg

鬼無里はおいしいジャガイモやカボチャが採れるのですが、

ブランドとして確立している北海道産には知名度でどうしても負けます。

でも花豆は大きさだけは勝てそう!これなら知名度がなくても

見た目で勝負できるぞ!頑張れ長野!頑張れ鬼無里!

 

【文珠堂のスギッ葉引き取り】

  ※「文殊」は「殊」の字を使うことが多いそうですが、

   土倉文珠堂は「珠」の字を使うんだそうです。

   土倉文殊堂は日本三文珠の一つと言われております。

去年お掃除を手伝わせていただいた土倉文珠堂の今年の「社」

(やしろ、お堂の管理を取り仕切る役割ですかね)を務める方から、

 「通路のスギっ葉を引き取りに来ませんか?

  草が出てきて大変で、5月20日頃草取り予定

 (ついでにスギっ葉も廃棄)なので、その前にどうですか?」

と連絡を受けました。スギの葉はロケットストーブの

たきつけに使うのにとても重宝するので、

5月の初めに文珠堂の通路のお掃除を兼ねて、

乾いた杉の葉をいただいたのです。

土倉集落は人手不足、高齢化も進んでいて、

あの急な階段に降り積もった杉の枯葉をお掃除するのは

とても大変そうで、猫の手ぐらいにでもなれば、と

少しだけお手伝いした経緯がありまして。。。

もし私がさらに杉の葉を必要なら、と連絡をくださったのです。

が、5月20日前に引き取りに行く余裕があんまりない。。。

あ!そうだ。民泊に来る中学生は3年生、受験生だ!

文珠堂にお参り&草取りすれば、きっとご利益あるに違いない!

だって文殊菩薩は知恵の菩薩だもん!

以前は受験となると、この辺りの人たちは大抵お参りに来ていたそうです。

戸隠からも小川からも長野市街地からも。。。

ということで、5月20日に中学生を連れていくことにしました。

 

少しずつ「やり繰り」の糸口が見えてきて、元気・勇気が湧いてきました。

この続きは「その3」で!更新滞ってて申し訳ない次第です。

 

長野市地域おこし協力隊(鬼無里) 木下 恵美子


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