古民家を生かすために14
2015年4月15日 | 活動内容:移住・交流 |
こんにちは!鬼無里担当No.3のきのっぴーです。
鬼無里では案の定、雪が降りました!
4月なのに山の木々が雪化粧とは!下の写真は4月8日のものです。
善光寺御開帳関連のお手伝いでも、「腰にカイロ」がなければ
足腰立たなくなりそうでした。カイロがどんなにありがたかったか。。。
予想以上に寒かったためか、人の出足が少なめだったようです。
そのため、休憩中に回向柱に並ばずにすぐに触れることができたり
御印文頂戴も並ばずにいただいたりできました。
寒かったけど、これはちょっとうれしかったです。
さて、3月末に前の住居を出て転がり込んだ古民家ですが、
平日ほぼ毎日作業をしていたセルフビルドは3月31日で
一旦作業は終了し、今は土壁を塗るべく暖かくなるのを
待っている状態です。
このおうちの大家さんやご近所の方たちにも覗いていただいたのですが
みなさん、この竹木舞の壁の状態でも素敵でいいねぇと
おっしゃってくださいます。
私もこの竹木舞の状態で完成でもいいんじゃないか、と一瞬
思ったりしますが、この状態で冬は寒すぎるそうで。。。
来冬までの間に、ワークショップなどの形式で
土壁塗りを体験していただきながら、皆さんの手をお借りして
少しずつ完成させていけたらな、と思います。
竹木舞の壁は、土壁を塗るまでの間の期間限定壁ですね。
「期間限定」に弱い方、見に来るなら今のうちですよ!なーんて。
私が在宅の時は公開しますので、お気軽に覗いてください。
まだいろいろが片付いていなくてごちゃごちゃしてはいますが。
まだまだ寒いので、毎日ロケットストーブを焚いています。
(体がしんどい時は休んでいます。)
帰宅したら、まずその日に使う薪を細かく割る作業から始めます。
鉈や手斧の使い方、まだまだ慣れません。鉛筆のように細く細く、
と頑張ってみるのですが、いまいち太い。。。
まっすぐ割れず、変な方向に割れてしまいます。
割りばし職人になるつもりで頑張ってみないとダメかなぁ。
ご厚意でしばらくお借りしておりました。
つい最近まで納屋の扉が開かなかったからです。
気が付いたときには屋根の雪が納屋の扉の前にどっさり落ち、
扉を塞いで中に入れなくなってしまっていたのです。
この土日の晴れ間で、納屋の前の雪がようやく解け、
やっと中に入ることができました。3か月ぶりです。
中は、えーっとカメムシが20数匹ほど越冬していましたので、
早めに起きていただくべく雪の上に移動していただきました。
薪わりに必要そうな鉈や斧、のこぎり、火ばさみなどを見つけました。
大家さんからは、「使っていいよ」と言っていただいており、
使わせてもらうことにしました。
こちらの家の前でもようやくツクシが顔を出しました。
ツクシを摘んでいたら、「こっちのも食べられるよ」と
ご近所のおばちゃんがささっと摘んで手渡してくれました。
ノカンゾウだそうです。「どうやって食べるの?」と伺ったところ
「酢味噌がいいね」とのこと。湯がいて酢味噌和えにして
いただくんだそうです。
しばらくしたら、おばちゃんはご自宅の付近で取ってきた
ノカンゾウとアサツキを持ってきてくださいました。
アサツキはお味噌汁の実に、ノカンゾウは湯がいて酢味噌和えにしました。
ノカンゾウは初めていただきました。
癖はなく、しゃきしゃきした歯ごたえがよかったです。
酢味噌さえ失敗しなければ、もっとおいしかったのかな。。。
(味噌・酢・砂糖の割合を失敗したらしく、
ハハハさすが私のおおざっぱ!
食べられないわけではないので全て有難くいただきました。)
古民家セルフビルドもひと段落したので、
これからはここで生活していく、ということで
タイトルを「古民家で生きるために」として
活動をお届けしていこうと思います。
うーん、いまいちタイトル変化分かりにくいかも。。。
長野市地域おこし協力隊(鬼無里) 木下 恵美子