古民家を生かすために12
2015年3月 7日 | 活動内容:移住・交流 |
こんにちは!鬼無里No.3のきのっぴーです。
今年度もいよいよあと一月足らずとなりました!
おかげで、年度末のいろいろなことが山積みとなり、
市役所では地域おこし協力隊を束ねる
どっと疲れが出たのか、週の後半は
食事も喉を通らなくなっちゃいました。
(今はヨーグルトとハチミツで何とか復活!)
そんなこんなで現場になかなか行けず
あんまり撮影できなかったのですが
古民家再生の作業の続きを紹介します。
竹木舞をかく作業
前回、鬼無里小学校の子供たちが手伝ってくれた時は、
カメラの調子が悪くて撮影できなかったのですが、
今回はカメラも何とか復活したので、
ののちゃん先生と一緒に作業した時の様子を撮影しました。
そういえば鬼無里に来て思ったことですが、竹をあんまり見かけない。。。
なので、竹は購入したものです。
鬼無里で竹をほとんど見かけないのは何故なんでしょうね?
お隣の戸隠地区では竹細工も盛んだし
愛知ではよく見かけ(殆ど孟宗竹)、樹木を枯らしてしまうので
全国的に困っているという話をよく聞くのですが。
竹を割るための道具、なんていう名前なのか分らなかったのですが
刃が8枚ついている。この道具を竹の上の端に当てます。
通常、木は根元から割り(刃を入れ)、
竹は先端の方から割る(刃を入れる)と楽なんだそうです。
竹の節や節から延びる枝の痕跡を見て、
どっちが先端か見極めて、道具の刃を食い込ませます。
節の所でつっかえますが、力を入れてトントントン!
ここからは一気にバサーッと下まで割れます。
割るのは結構面白く、「スカッとするねー」
割った竹は内側の節を鉈で削り、
教えてもらいながら木舞に組んでいきます。
↑ 教えてもらって私が作業した部分です。これだけしかできなかった・・・
あんまりアップにすると隙間が不ぞろいだったり
藁縄でくくった方向がバラバラだったりするアラが見えるかも。
これ以上アップにできません。
あれ?アップにしなくても不揃いなところが分っちゃうなぁ。。。
まぁ上から土を塗ってしまうので隠れちゃいますから。。。
不揃いの美しさっていうのもあると思うし(ほぼ詭弁)
今回、私が参加できたのはここまで。
早くいろいろ片づけて現場に復帰したいです
(足手まといかもしれませんが)。
おまけ
写真、見切れてしまって残念なのですが、
これ、六角という道具です。行燈と提灯のいいとこどりをしたような
昔道具です。借りて灯りの参考にさせてもらっています。
こんな道具を作るワークショップなんかもここで開催できるといいなぁ。
(あくまで夢ですが)
長野市地域おこし協力隊(鬼無里) 木下 恵美子