【大岡】「道祖神~!新しい顔よ~~!」
2015年1月 8日 | 活動内容:文化・行事 |
こんにちは。
今年の抱負は『勇気』の大岡地区・飯島です。
もうチキンとは言わせないっ!
勇気といえば、"某アンパンのヒーロー"が象徴的ですが
我らが大岡にもそれに引けをとらないヒーロー(?)がいるのです。
その名も、芦ノ尻道祖神!
藁で神の顔に飾られた、全国でも珍しい道祖神です。
毎年1月7日(水)、この神様のお祭りが大岡地区芦ノ尻集落で行われます。
顔がぬれて力がでない・・・
1年間、風雨や氷雪に耐えながら集落や旅人を見守ってきた神様もお疲れです。
そこで、その年の正月のしめ飾りで新たな顔を作り、世代交代をするのです。
まずは集落の代表者が前年の感謝を込めて、これまでのしめ飾りをひとつずつ・・・
・・・あれ?
えっ、ちょっ・・・
(メリメリメリメリ・・・)
えぇぇーーーー!!!
(ハッハッハ。わたしだ!)(・・・お、お前はっ!?)
そう、正体は普通の石碑道祖神だったのです・・・!
元気100倍!
石碑の状態が拝めるのは1年でこの瞬間だけ。
数分と待たずに、今年のしめ飾りで新しい顔が形作られていきます。
そしてついに!平成27年の道祖神が完成っ!!
すごい!若々しくなっとる!
力強い顔で、どんな敵にも勝てそうです!
(顔だけなので"パンチ"はできないけど!)
古いほうのアンパンってどうなるんだろう・・・?
(↑誰しも一度は思ったことあるはず!笑)
一方、古い神様はその後どうなってしまったかというと・・・
どんど焼きで燃やす!!
辺りは真っ暗な山道。
その昔、実際に地区の人たちが歩いて通った難所です。
力強い炎は、彼らを奮い立たせる勇気の象徴のようでもありました。
今年もみなさま健康・安全で、勇敢な1年を過ごせますようにっ!