古民家を生かすために4
2014年12月19日 | 活動内容:移住・交流 |
こんにちは!鬼無里No.3のきのっぴーです。
今回は12月15日の「空家+移住+セルフビルド」ワークショップで
いよいよ迎えた"破壊の日"の模様を紹介します。
前回のワークショップの時はこんな様子だったのですが、
天井の板を落す"破壊の日"を迎えるにあたって、
何人かの人に手伝ってもらって建具や家具を移動してもらいました。
そして、いよいよ"破壊の日"当日を迎えました。
神棚に向かって祝詞をあげてもらいました。
さあ、破壊実施です!まず畳をみんなで運びだし、
天井板を剥がしたり、柱を覆っているベニヤ板を剥がしたり。
お昼は美味しい豚汁が振る舞われ(あ、写真撮り忘れた!)、
持参のお弁当などを食べながら頂きました。
午後も続けて"破壊"です。
居間の天井板が剥がされたところです。
写真では分り難いですが、天井板の上部に黒い土壁、
さらにその上にかやぶき屋根の裏側が見えました。
土間の方は靴箱と押入れも取り除き、
この家の昔の姿が少しずつ見えてきました。
一つ問題が!居間は畳をどかすと地面まで板一枚。
(防寒のためか、畳と板の間には
昭和40年代の雑誌が敷き詰めてありました)
天井も抜いたので、冬はこれではとても寒い
ということが判明!断熱対策が必要とのことでした。
最新の断熱材を入れちゃうよりは、
土と藁と石灰を使った、廃棄する際にも
自然に戻せるような素材を使っての断熱を
選択することにしました。藁、調達できるかなぁ。
最近、藁って入手しにくいんですよね。
何はともあれ、これからどうなっていくのか、
ワクワクドキドキ楽しみです!
長野市地域おこし協力隊(鬼無里) 木下 恵美子