柄山峠で紅葉狩り
2014年10月12日 | 活動内容:文化・行事 |
鬼無里観光振興会主催の「柄山峠トレッキング」に参加しました!
春に引き続き、2度目の参加です。
前日まで台風19号直撃が心配でしたが、台風の足並みが遅く、
山の中を歩くのにちょうど良かったです。
↑↓落合沢沿いを歩いていきます。
沢伝いに登る道には、トチノキの茶色い落ち葉や分厚い実の皮?が
たくさん落ちていましたが、栃の実は見当たらない。。。きっと動物が
すべて食べたんでしょうね。今年はドングリが少ないようですし。
↑馬頭観音にて。昔は馬を引いてこの道を通ったそうですが
(よくこんな細くて険しい道を、と驚きます!)、
馬頭観音がある場所は大抵馬が死んだ場所=難所だそうです。
右奥の赤い帽子は、私のいた班でガイドをしてくださった
鬼無里地元の方、横谷さんです。
↑地元で「カタハ」と呼ばれるキノコだそうです。バター炒めで食べると
美味とのことでしたが、手が届きそうにない高いところにありました。
←木地師の小掠(おぐら)家の墓にて。
横谷さんが供養のため般若心経を唱えてくださいました。
小掠家の「掠」は手偏なんだそうです。
↑ガンのようにコブのできたブナ。皆さん労わるように
コブを撫でていきます。
峠に近づくにつれ、山の木々がだんだん色づき視界が明るくなります。
まだ十分に紅葉してはいないものの、太陽の光に透かして見る緑や赤が美しく
口々に「きれいねー!」と皆さん。
ブナの大木が目立つようになってきました。
樹齢100年は経っているのではないか、とのことです。
例年と比べてどうなのか分りませんが、ブナの実もドングリも
あんまり落ちてないような気がしました。目的地の鉄塔まであと少し。
鉄塔の下から白馬連峰が見えました。皆さん「オオー!」と歓声を上げながら
お昼ご飯そっちのけで撮影していました。
昼食後は、横谷さんがコカリナで「おおスザンナ!」を
演奏してくださいました。最後は速弾き!(っていうのか?)だんだん速くなる
オールマイティに何でもできる凄いおじちゃんです。
彼のファンになった方も大勢いらっしゃったようです。
峠では、たまたま白馬側から登って来られたグループに出会いまして、
峠の延命地蔵についても解説をいただきました。
私の記憶なので若干あやふやですが、
小川・白馬・鬼無里3つの延命地蔵は地図上で
一直線に並んでいるんだとか。
興味深いお話を聞かせていただきました。
↑鉄塔付近に咲いていたヨツバヒヨドリです。
登るのは2時間かかりましたが、帰りは1時間で下りました。
この後いろは堂ギャラリーで交流会。
横谷さんのコカリナもアンコール演奏をリクエストされました!
出していただいたおやきをパクつき疲れを癒して帰途につきました。
皆さん、お疲れ様でした!楽しい一日ありがとうございました!
柄山峠トレッキングは毎年春と秋の2回開催しているそうです。
(詳しくは鬼無里のイベント情報(こちら)を参照してください)
柄山峠のほか、一夜山や砂鉢山のトレッキングもあります。
また来年も参加してくださいね!
(長野市地域おこし協力隊 鬼無里 木下恵美子)