長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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小川泰祐さん 小川醸造場 4代目みそは子守をするように、丹精を込めて造り出す
毎年11月に開かれる「全国味噌鑑評会」は、各都道府県から400点以上もの味噌が出品されます。2012年の鑑評会では最高の賞にあたる「農林水産大臣賞」を受賞した小川醸造場は、県内でも特別小さな味噌蔵です。
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りんご栽培などが盛んな長野市津野にある「小川醸造場」。そのはじまりは定かではなく、明治18(1885)年にはすでに麹造りをしていた記録が残されています。 -
河島努さん 桃農家/河島農園恵まれた土地で 先人が築いたブランドを守る
長野市川中島町。ここで川中島白桃をはじめ、米や野菜を栽培している河島努さんは今年3月、58歳で勤めていた農協を辞め、兼業から専業農家となりました。
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毎年お盆前後が川中島白桃の出荷の最盛期。汗びっしょりになりながら、河島さんは農業は楽しいと笑顔を見せます。 -
岩井将人さん 拉麺 阿吽(あうん)オーナー貪欲にラーメンの道を追求し 一杯の細部まで突き詰める
7種類の阿吽のラーメンですが、それぞれに強い個性を放っていて、多くのラーメンファンの支持を集めています。
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オーナーの岩井将人さんは、独立して7年。人気店として知られるようになった現在も貪欲にラーメンの道を追究しています。しかし、店を始めたころとは心持ちが変わってきたそうです。 -
さとう ひさえ さん Le ciel bleu パティシエールライフスタイルとともに変化を見せる お菓子職人としての仕事
元呉服問屋さんの住まいだった建物を改修した権堂パブリックスペースOPEN。その一角にあるLe ciel bleu(ル・シエル・ブルー)は、オーダー専門のパティスリー兼少人数制のお菓子教室です。この働き方にいたるまでには、お菓子作りと同様に試行錯誤がありました。
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パティシエールのさとうひさえさんは、誕生日や贈答品、ブライダル用ケーキなど、さまざまな幸せの場を演出するお菓子を完全オーダーメイドで作っています。 -
竹内和恵さん 竹内果樹園風土の恵みを生かして ここにしかない味を
今春スタートした「NAGANO農業女子」プロジェクト。長野県内の若い女性農業者が信州の農業の魅力を発信していきます。夫の友一さんとともに竹内果樹園を営む竹内和恵さんは、正式発足前からこのプロジェクトに携わってきました。
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竹内さん夫妻は2008年、友一さんの実家がある長野市若穂地区を中心に果樹を植え始め、この7年で作付面積は当初の10倍以上に増えています。近隣の農家から、畑を存続させてほしいというオファーが相次いで来ているためです。 -
徳嵩久志さん タベルナ・プント オーナーシェフ毎日食べても飽きが来ない 本場仕込みの絶品イタリアン
昭和通りにある「タベルナ・プント」。2012年8月にオープンしたイタリアンのお店です。「タベルナ」とは、イタリアで気軽に入れる居酒屋のような位置付けの店。確かに、小ぢんまりとした店内の雰囲気と、オープンキッチンで腕をふるう徳嵩久志シェフのおいしくて温かみがある料理、奥様の直子さんの気さくな接客は、気取ったイタリアンレストランではない、いい意味での敷居の低さがあります。
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大田弘夫さん OTA助ファーム「ここは最高だよ」信里地区と農業の魅力
信里で農業を営む大田弘夫さん。以前はサラリーマンとして働きながら、先祖代々続いた3反歩(約30a)の田んぼで家族が食べる分だけの米を作っていましたが、定年退職した7年前からは本格的に「百姓」に精を出しています。
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というのも、60代の大田さんは、信里地区においてはまだまだ「若手」。ゆえに、高齢となって農業規模を縮小する地域の先輩たちから、続々と農地を借り受けているのです。 -
小森智之さん mocha bread(モカブレッド)オーナーシェフただ一つの思いでさまざまなパンを産み出す
2013年4月、長野市稲里町にオープンしたmocha breadは、子どもからお年寄りまでを対象に幅広いジャンルのパンを作っています。身体にいいものにこだわり、常時80~150種類までのパンが店頭に並んでいることには驚かされます。
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「お客さんにとって一つでもお気に入りのパンが見つかるお店であってほしいんです。大人になった時に、子どものころ食べたあのパンが食べたいと思って、お店に来てもらえるようになるのが理想ですね」
そう話すのは、シェフの小森智之さんです。 -
植野翔(かける)さん 炭農家うえの炭焼き職人がお米を焼きました!
白米よりもビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含む玄米。そんな玄米を焙煎し、なんと珈琲にした人がいます。
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「一番最初に焙煎して作ったものを飲んだ時に、私も妻も『これはいける』と感じました」
炭農家の植野翔さんです。現在、長野市信級に在住し、2012年よりインターネットやカフェなどにおいて、ティーバッグ、ドリップバッグ、中挽き粉の3種類の玄米珈琲を販売しています。
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室賀豊さん 根元八幡屋礒五郎 九代目目先の利益にとらわれず お客様を大事に280年
善光寺門前の「八幡屋礒五郎」は、日本三大七味唐辛子と称されます。その昔、体調が直るようお参りした帰りに、体によいものを買い求めたということで、そのためいずれも門前町にあると言われています。
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株式会社八幡屋礒五郎の代表取締役、室賀豊さんは創業から280年続く老舗の9代目。1985年、室賀さんが家業に入ったころは、商品の知名度こそ浸透していたものの、従業員5名ほどの小さな会社でした。しかし、現在はグループ会社を含め計56名まで成長しました。