長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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宮尾光平さん 松紅園 園主盆栽は、育てる人を映し出す鏡のような存在
75歳とは思えぬ姿勢と爽やかな笑顔で出迎えてくれた松紅園の宮尾光平さん。整然と美しく並ぶ盆栽は、見る者にさまざまな感情を抱かせてくれます。今回は盆栽の作り手の思考に迫ります。
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信濃町出身の宮尾光平さんは、16歳で建築業の仕事に就きました。小中学校時代は「学校は友達と遊ぶ場所」程度にしか考えていなかったものの、いざ就職をすると学校教育で勉強をすることの必要性を感じたと言います。 -
青野利光さん スペクテイター編集長自由な表現方法で独自の世界観を展開する インディペンデントマガジン
雑誌『Spectator(スペクテイター)』は、ひとつのジャンルにとらわれず、体験や主観を重視するニュージャーナリズムというスタイルで発行されている媒体です。取り上げるテーマは、世界各地のライフスタイルやカルチャー、思想、環境、健康など毎回さまざま。ページを開けば、ずらりと並ぶ活字から書き手の気概がびしびしと伝わり、臨場感あふれる強いメッセージ性を感じます。
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下平千夏さん 現代美術作家独特の表現方法で日常区間を゛崩壊”させる作品世界
現在、善光寺門前の蔵造りの商業施設「ぱてぃお大門」に、無数の朱色のひもが張り巡らされた作品が展示されています。実はこれ、すべて輪ゴムでできています。
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制作したのは、インスタレーション(※)作品をメインに制作、発表している駒ヶ根市在住の現代美術作家・下平千夏さん。近年注目を集める若手現代美術作家です。 -
高橋雄輝選手 信越硬式野球クラブ 投手ドラフト候補に凡打の山を築かせ チームを頂点に導いたエース
4月に行われた社会人野球長野大会で優勝を果たした信越硬式野球クラブ。昨夏の都市対抗野球覇者・西濃運輸(岐阜)をはじめ、ドラフト候補を擁する強豪を次々と下し、10月に京セラドーム大阪で開かれる全国大会への出場を決めました。
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同大会でMVPに輝いたのが、予選リーグで西濃運輸を完封し、決勝のNTT西日本(大阪)戦でも延長11回を投げ抜いた高橋雄輝選手です。 -
杉山一真さん ヘアサロンアルファ代表長野のヘアサロン文化を築き イベントから可能性を広げる
長野市の美容業界で長く存在感を示し続けてきたのが、現在、市内に5店舗を展開するヘアサロンアルファ代表・杉山一真さんです。
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原宿の美容室に勤めて芸能人を相手に美容を手がけていた杉山さんが地元・長野に帰ってアルファをオープンしたのは1981年。28歳のときです。その理由は「人を育てたかったから」だといいます。 -
もう中学生さん お笑い芸人゛オモシロトラウマ”を生み出したい ネタを突き詰める 笑いの職人
お題を無視した大喜利や、ネタ中のハプニングなど、意外性のある芸人としてお茶の間の人気者となっている、長野市出身のお笑い芸人、もう中学生さん。その掴みどころのなさは、かのダウンタウン・松本人志さんやネプチューン・堀内健さんらを、しばしば脱帽させてきました。
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しかし今回の取材で、丸一日ロケに同行し、その後のインタビューを通じて伝わってきたのは、テレビで見る天然キャラとは違って、真摯に、そしてきっちりと仕事に向き合う姿勢でした。 -
makoさん スケッチ・ジャーナリスト日常の中にひそむ きれいなものや、あたたかいものを
ゴールデンウィークに合わせて、善光寺表参道を花で彩る「善光寺花回廊」が今年も開かれます。
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今回の開催を告げるポスターには、街の人たちの様子がごく自然に描かれています。見慣れたはずの光景なのですが、その人たちの表情は豊かで、なぜかわくわくさせられる、そんなとても素敵なデザインです。
手掛けたのは、スケッチ・ジャーナリストのmakoさん。街と人とのつながりを表現したかったと話します。
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真島ヒロさん 漫画家漫画は読者のために描くもの
長野市出身の漫画家、真島ヒロさん。週刊少年マガジンで大好評連載中の『FAIRY TAIL』は、2006年の連載開始から9年、単行本はすでに48巻まで発刊され(2015 年3月現在)、TVアニメ化、映画化、ゲーム化されるなど、国内外で人気を博しています。
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内容はバトルシーンが多いファンタジーでありながら、登場人物たちの感情はとてもリアルに描かれ、思わず目頭が熱くなります。世代や性別を問わず読んでもらいたい作品です。 -
川崎昭仁さん ギタリスト「自分の存在価値は、このギター」
長野市在住のギタリスト・川崎昭仁さん。バンド活動のほか、さまざまな楽曲提供も行うプロのミュージシャンです。そのテクニカルなギターを耳にしただけでは想像できませんが、川崎さんは手足のほとんどが動かず、電動車イスで生活しています。
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実際に演奏するところを間近で見ても、どうやって弾いているのかよくわかりません。しかし、速弾きもなんなくこなすその姿はインパクト大。目も耳も離せず、感嘆のため息がもれました。 -
青木由里さん 脚本家・演出家・役者/NPO法人劇空間夢幻工房 理事長演劇を通して感謝と笑顔を届ける
長野市を中心に活動する「劇空間夢幻工房」は、地方から芸術を発信することを目指して1999年11月に誕生した劇団です。
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長野の地で舞台創造の専門集団として活躍し、これまでにライブハウスや空き倉庫など、敢えて劇場ではない空間での公演に挑戦してきました。
その中心にいるのが、同劇団の理事長で脚本・演出を手掛ける青木由里さんです。