長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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西沢朋美さん 百々活版さまざまな経験を経て出会った「活版印刷」。その魅力を、自分のペースで届けたい
何十年と経った古い手キンという手動式活版印刷機を入手したことがきっかけで、「活版印刷を長野でやろう!」とUターンしてきた百々(どど)活版の西沢朋美さん。一見もの静かな印象を受けるのですが、話をしてみると、とても軽やかな女性でした。
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中島優里さん 間島晴輝さん 長野高校2年グローバルな視点から地域の課題と魅力を発信する
9月17日、カナダ・リッチモンドで開かれたオリンピック・ミュージアム・ネットワーク(OMN)の総会で、長野市からの一団がプレゼンテーションを行いました。エムウェーブにあるオリンピック記念展示コーナーのOMN加盟を認めてもらうためです。メンバーの中には、長野高校2年の中島優里さんと間島晴輝さんの姿がありました。
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宮本廣文さん アトリエ廣文/画家魅せられて20数年 ゛かっぱさん”が描く河童の世界
旧北国街道沿いに立つ旧花岡酒店の建物にある小さなアトリエ。前を通りすぎるたびに、ニコニコと手をふってくれるのが、みんなから「かっぱさん」と呼ばれている画家の宮本廣文さんです。
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元花岡酒店には、とんぼ玉作品などの展示販売・体験ができる「gallery shop花蔵」と、宮本さんのアトリエ「廣文」があります。
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高野勝人さん しなの星空散歩会きらきら会長自作の双眼望遠鏡を使った展望会で 雄大な宇宙のロマンを体感
長野市は、市街地から少し離れると星空観察に適したスポットがたくさんあります。望遠鏡を使ってそうした星空を眺める観望会を開催しているのが、発足20数年を迎える「しなの星空散歩会きらきら」です。
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現在、会長を務める高野勝人さん。入会20年を超えるベテラン会員です。 -
中沢 清さん 演劇実験室カフェシアター主宰/有限会社和光照明 代表熱狂の「天井桟敷」時代を過ごした 長野のアングラ演劇界の立役者
戦後日本を猛烈な勢いで駆け抜け、常にメディアを賑わせた時代の寵児・寺山修司。彼が旗揚げした劇団「演劇実験室 天井桟敷」は、アングラカルチャーの象徴として世の中に小劇場ブームを巻き起こしました。その熱狂的な時代に同劇団に所属していたのが、長野市大通り沿いにあるアンティークと照明の店「和光照明」の経営者であり、長野市の演劇ファンなら知らぬ者はないアングラ劇団「演劇実験室カフェシアター」を主宰する中沢 清さんです。
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相澤徳行さん グラフィックデザイナー長野ADC初代グランプリに輝く「クライアントの期待を超えるデザインを」
今春、長野県のさまざまなジャンルのクリエイターが、ディレクション能力の向上を目的に、長野アートディレクターズクラブ(長野ADC)を設立しました。9月にメインイベントとなる第1回の作品審査会が行われ、グラフィックデザイナーの相澤徳行さんがグランプリを受賞しました。
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約300点の中から選ばれたグランプリ作品は、酒瓶のフォルムを新幹線に見立てたポスター。北陸新幹線の開通に合わせ、クライアントである富山県の立山酒造が全国紙でも新聞広告として掲載しました。 -
岨手由貴子さん 映画監督長編デビュー作が地元でもスタート 日常のキラリと光る瞬間を描く
8月29日(土)から長野相生座・ロキシーでも上映が始まった映画「グッド・ストライプス」。メガホンを取ったのは、長野市出身の映画監督、岨手由貴子(そで・ゆきこ)さんです。これまで短編作品では数々の受賞歴がありますが、本作は初の長編商業作品となります。
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岨手さんは1983年、長野市生まれ。高校は1年で中退しています。
「高1の頃におもしろい映画を観ていて、その流れで中退してからも家でごろごろしながら映画をたくさん観ました」 -
宮尾光平さん 松紅園 園主盆栽は、育てる人を映し出す鏡のような存在
75歳とは思えぬ姿勢と爽やかな笑顔で出迎えてくれた松紅園の宮尾光平さん。整然と美しく並ぶ盆栽は、見る者にさまざまな感情を抱かせてくれます。今回は盆栽の作り手の思考に迫ります。
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信濃町出身の宮尾光平さんは、16歳で建築業の仕事に就きました。小中学校時代は「学校は友達と遊ぶ場所」程度にしか考えていなかったものの、いざ就職をすると学校教育で勉強をすることの必要性を感じたと言います。 -
青野利光さん スペクテイター編集長自由な表現方法で独自の世界観を展開する インディペンデントマガジン
雑誌『Spectator(スペクテイター)』は、ひとつのジャンルにとらわれず、体験や主観を重視するニュージャーナリズムというスタイルで発行されている媒体です。取り上げるテーマは、世界各地のライフスタイルやカルチャー、思想、環境、健康など毎回さまざま。ページを開けば、ずらりと並ぶ活字から書き手の気概がびしびしと伝わり、臨場感あふれる強いメッセージ性を感じます。
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下平千夏さん 現代美術作家独特の表現方法で日常区間を゛崩壊”させる作品世界
現在、善光寺門前の蔵造りの商業施設「ぱてぃお大門」に、無数の朱色のひもが張り巡らされた作品が展示されています。実はこれ、すべて輪ゴムでできています。
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制作したのは、インスタレーション(※)作品をメインに制作、発表している駒ヶ根市在住の現代美術作家・下平千夏さん。近年注目を集める若手現代美術作家です。