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「すや亀(かめ)」社長夫人の青木弘美さんは、妻として、母として、女性ならではの視点で味噌を用いた食品の開発に取り組み、おいしい味噌の食べ方を発信しています。業界としても広めているのが「みそまる」です。
明治35年創業の老舗の味噌蔵は、醸造だけでなく「味噌サービス産業」として味噌という食文化を守り伝えていこうと、さまざまなことに取り組んでいます。

近頃では朝ごはんをつくるのが大変と、子どもにご飯と明太子だけ出す、なんていう家庭もあるようです。そこにせめて一杯の味噌汁があれば、立派な献立になります。

味噌汁をもっと気軽に飲んでいただきたいと、みなさんにおすすめしているのが「みそまる」です。みそガールという方たちが提唱して、業界でも広めているところです。

味噌に、だしと具材を混ぜて、丸めるだけ。お湯を注げば味噌汁のできあがりです。だしは削り節や煮干粉、顆粒だしでもいいですよ。具は乾燥したものならなんでも。ネギや麩もいいですし、アオサやワカメなど、海藻類は旨味が出るのでいいですね。おぼろ昆布でくるんだり、すりゴマをまぶせば、べたつきも気になりません。冷蔵庫で一週間、冷凍すれば一ヵ月もちます。

ラップやセロハンでくるめば、お弁当と一緒に持っていけるし、混ぜた状態で冷蔵庫に常備しておけば、いつでも簡単においしい味噌汁がいただけます。うちの社長も、朝や晩酌のあと、自分でつくって食べてますよ。私がやらないから(笑)。レトルトやフリーズドライの味噌汁もありますが、生の味噌の味と香りには、やっぱり勝てません。

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だしとなる鰹節と、具にはアオサ、庄内麩が入り、ゴマをまぶした「みそまる」。あとはお湯を注ぐだけ

私が育った頃は、ご飯と味噌汁が食事の基本でした。親にちゃんと食べさせてもらったことは、すごくありがたいなと思います。三食きちんと食べることが今も習慣になっているし、何より身体が丈夫になりました。

自分が親になったら、次は子どもに与えてやる。それが親の責任というか、親としてのあり方だと思います。食べることをきちんとして身体をつくってあげないと、子どもがかわいそう。

朝のエネルギーを摂取するためにも、食習慣を身につけるためにも、子どもには朝ごはんを食べさせたいものです。朝、食べ残したら、夜に出せばいいと、私は思うんですけど。嫌いなものでも、必ず家族全員同じものを出します。嫌いだから食べなくていい、食べないから用意しない、というのはよくないと思います。

食習慣は、親が子どもにプレゼントしてあげられる大切なものです。食べることを楽しみに暮らせるような人になってもらいたいですね。(談)

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すや亀 取締役 総務部長

青木弘美さん

酢屋亀本店社長夫人、取締役総務部長を務める傍ら、商品開発担当として味噌を使ったおいしい食べ物を日々考え、つくり、食べている。夫の茂人さんは3代目。

すや亀 本店 長野市西後町625 電話 026-235-4022
ホームページ http://www.suyakame.co.jp/

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