長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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菓子工房クローバー 松田謙さん 松田未末保(みまほ)さん軽トラ客が集うケーキ屋さん
「地元住民に愛されるケーキ屋さんでありたいです。ケーキ屋というとオシャレな女性だけが来るというイメージですが、そうじゃないお店にしたいんです」
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ケーキのようにふんわりとした表情で話すのは、戸隠にある菓子工房クローバーの店主、松田謙さんです。
現在、松田さんは奥様の未末保さんと2人でケーキ屋を営んでいます。
「子どもの頃からの夢だったケーキ屋さんを、戸隠で地元住民のためにやりたい」という未末保さんと2003年11月6日にお店をオープンさせ、今年の11月で11年目を迎えました。 -
大菅和彦さん パティスリー オー・スガ長年の夢だったケーキ屋さんをオープン
権堂アーケードの路地裏にある「パティスリー オー・スガ」は、定年を前に57歳で脱サラをした大菅和彦さんがオープンしたケーキ屋さんです。
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昨年10月のオープン以来、シンプルで素朴な味わいのケーキの評判はじわじわと広がり、上田市や中野市など市外から訪れる人も増えてきました。
「定年を迎えてから新しいことをやろうと思っても、とてもじゃないけれど体も精神的にも非常にきついものがあると周りから聞いていて。それだったら、まだ自分の体が動いて、精神的にもできそうだという気持ちがある今のうちにと、思い切って始めたんです」
お店は決して目立つとは言えない場所にありますが、それがこの店を自分だけの特別な隠れ家にしたいという思いをかき立てるのではないでしょうか。 -
原麻梨奈さん JAながの中部営農センター西洋ナシの生産を陰で支え 地域と農業の未来を拓く
長野県の西洋ナシの出荷量が、山形県に続いて全国2位ということをご存じでしょうか。
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その長野県のなかでも、一番多くの生産量を誇るのが、長野市の長野平地区です。
原麻梨奈さんは、今年の春からJAながの中部営農センターに勤務し、果樹技術員として古里西洋ナシ部会の事務局を担当。西洋ナシの生産を陰に陽に支えている1人です。 -
木村敦さん 台湾茶館 珠露(しゅろ)熟香系から清香系まで多彩な香りが楽しめる
<台湾では生活の中にお茶がある> 台湾茶という言葉は聞いたことがあっても、おいしい飲み方を知っている人は少ないのではないでしょうか。 「台湾茶館 珠露」では、店主の木村敦さんが、丁寧に淹れ方や飲み頃を教えてくれます。
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矢澤智子さん 春陽(はるひ)Cake & 喫茶素材の良さを生かした優しいのに骨太なケーキが味わえる
<地元の恵みを生かしたい> 春陽のケーキを、店主の矢澤さんは"素朴"と称しますが、実際に食べてみると、優しい味がする一方で、小麦粉からフルーツまで、素材のよさを凝縮させた"骨太さ"が感じられます。 「かつては、宝石みたいにキラキラしたケーキに憧れたこともあります。
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井原羽八夏さん ナノグラフィカ町の公民館として 表現の交差点として
<町の公民館のような場所>ナノグラフィカの畳敷きの喫茶スペースは不思議な空間です。
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地元の人が集まって町の行事について話し合っている横で、旅行者がコーヒーを飲んでいて、そこに2階で暮らしている小学生が帰ってきたりします。善光寺門前で暮らしたい人、何かしらの表現をしたい人などが、相談ごとを持ち込んでくることもあります。 -
今井雄大さん Book & Cafe ひふみよ本とコーヒーと、飾らない店主と
<冷めてもおいしいコーヒーを> Book&Cafeひふみよの今井雄大さんは、言動に飾り気がありません。その人柄は店づくりにも反映されています。 「僕はとりわけたくさんのカフェに通ったわけでもないし、特に影響を受けたカフェもないんです。
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小林千鶴さん 粉門屋仔猫愛情をこめて焼いたパンの香りが漂う
<仕事も生活も 手間をかけることが面白い>粉門屋仔猫のパンは、生地にうまみが凝縮されているように感じます。ハード系のパンでも、中身がもちもちしています。なぜ、こんなにおいしいのか。店長の小林千鶴さんの話を聞けば、少しその理由を感じ取ることができます。小林さんは愛情をもってパンと接しています。
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東浦治さん 粉カフェ味彩家熱い鉄板で厚いお好み焼きを アツイご主人が提供
「毎度おおきに!またお願いします!」
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活気のある声が店内に響き渡ります。この声の主はお好み焼き店、味彩家のご主人東浦治さんです。
東浦さんは今年5月に行われた、お好み焼き用ソースで有名な「オタフクソース」主催のコンテストにおいて、アイデアメニューコンテストの部門で6位に入賞。北信越地方としては初入賞という快挙を果たしました。
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川下康太さん 喫茶ヤマとカワ裏路地の奥に やさしい時間がながれる
<しみじみおいしいコーヒーが飲める店>喫茶ヤマとカワは人通りの少ない裏路地からさらに奥まった場所にあります。3軒並んだ古い民家の真ん中で、小さな看板を掲げて営業しています。たまたま通りかかって足を踏み入れた人は開店以来半年でたった1人。多くの人は"わざわざ"この裏路地にある小さな店までやってきます。その理由は、1度でもヤマとカワを訪れた人ならわかると思います。
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