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No.443

岩田

俊介さん

トラットリア「ディベルテンテ」オーナー

ベビーカーや車椅子でも広々、くつろぎの時間を。あらゆる人に食の歓びを届ける心優しいシェフ

文・写真 小林 隆史

信州の食材、ボリュームたっぷりの料理。食の“ディベルテンテ(歓び)”を届けるお店を目指して

善光寺の本堂から西へ徒歩3分。ホワイトとグリーンを基調とした建物、両開きのエントランスが目印のイタリアンレストラン〈Divertente-ディベルテンテ-〉では、カジュアルなイタリアンを堪能できます。20歳から約15年、料理の道一筋の岩田俊介さんが、信州の食材をふんだんに使ったパスタや焼き立ての石窯ピザ、厳選したワインに合うアラカルト、ドルチェなど、バラエティに富んだ手料理でもてなします。
 
ランチ・ディナーともに、ボリューム満点のパスタやピザを提供。
▲ランチ・ディナーともに、ボリューム満点のパスタやピザを提供。パスタは長野県産の季節野菜を中心に、トマト系・クリーム系・ジェノベーゼやアラビアータなどバラエティ豊富で、複数人でシェアしてさまざまな味わいを楽しんでも◎。ピザは長野県産とイタリア産の粉を使用したオリジナルの生地で、店内の石窯で焼いたできたてを味わえる
 
「イタリアンやフレンチの中でも、各家庭で親しまれてきた“手作りの味”、そんなあたたかな食卓が思い浮かぶような、飾らず親しめる“楽しい食事”を、この場所で届けていきたいです」
 
「イタリアンやフレンチの中でも、各家庭で親しまれてきた“手作りの味”、そんなあたたかな食卓が思い浮かぶような、飾らず親しめる“楽しい食事”を、この場所で届けていきたいです」
 
そんな思いから、イタリア語で“歓び”を意味する「Divertente-ディベルテンテ」を店名にした岩田さん。15年以上培ってきた料理の経験をもとに、子どもからお年寄りまで楽しめるメニューを提供するのはもちろん、こだわったのは空間づくりでした。
 
「本格的なイタリアンやフレンチを気軽に味わいたいと思っても、ベビーカーや車椅子で入れるお店って、そう多くないですよね。だから困っているママや体の不自由な人は多いと思ったんです。そんな人たちの選択肢を増やしたくて、広々としたお店づくりにこだわりました」
 
各席を広めにとり、ゆったりできる店内。「ベビーカーや車椅子で来店される人のためにも、あえて各席の距離は広めにしているんです」と岩田さん
▲各席を広めにとり、ゆったりできる店内。「ベビーカーや車椅子で来店される人のためにも、あえて各席の距離は広めにしているんです」と岩田さん
 
店前の駐車場から両開きの広いエントランスを通って、ベビーカーや車椅子でも難なく入れるバリアフリーの店内。各席の距離や通路が広いので、テーブルにベビーカーや車椅子をつけて食事を楽しむこともできます。それだけでなく、一人でも気軽に立ち寄れるようにと、店内にはカウンター席も用意。あらゆる人に楽しく料理を堪能してもらいたいという岩田さんの思いが込められています。
 

イタリアン、フレンチ、パティシエ、鉄板焼きなど...。ジャンルを問わず料理の基本を学んだホテルコック時代

料理へのこだわりだけでなく、空間への心配りも大切にしている岩田さんのルーツには、あらゆる人をおもてなしするホテルコックとしての経験がありました。
 
料理へのこだわりだけでなく、空間への心配りも大切にしている岩田さんのルーツには、あらゆる人をおもてなしするホテルコックとしての経験がありました。
 
「イタリアン、フレンチ、パティシエ、バンケット、宴会料理、鉄板焼きなど…、幅広いジャンルに挑戦できたことは、料理人としての糧になりました。それだけでなく、『あらゆる人の声に寄り添うおもてなしとは何か』を学べたことが、今のお店の原点と言えます」
 
カップルや家族での食事会、ときには会社の会食など、さまざまな人の楽しい食事のひとときを思い、料理に打ち込んできた岩田さん。独立しようと思ったきっかけは、より自分らしく、より自由にお客さんのニーズに応えたいという思いを強めたことにありました。
 
「いずれは自分のお店をもちたいと思っていましたが、独立しようと決断したきっかけは、カウンター対面の鉄板焼きを経験したことでしたね。お客さんからの“おいしいね”をすぐそばで聞けて、やっぱり嬉しかったんです」
 
自分のお店なら、お客さんの声に寄り添って、より柔軟にニーズに合わせたおいしい時間を提供できると考え、〈Divertente-ディベルテンテ-〉をスタートさせたのでした。
 
自分のお店なら、お客さんの声に寄り添って、より柔軟にニーズに合わせたおいしい時間を提供できると考え、〈Divertente-ディベルテンテ-〉をスタートさせたのでした。
 

パーティープランも、ママ会も、懇親会も。自由に楽しめるひとときを届けたい

ホテルコック時代に、さまざまな料理のジャンルを経験してきた岩田さん。自然の素材を活かしたドルチェも手作り。
 
▲ホテルコック時代に、さまざまな料理のジャンルを経験してきた岩田さん。自然の素材を活かしたドルチェも手作り。無添加で、牛乳と生クリーム、砂糖と卵黄を使い、素材のおいしさを引き出している。「子どもが安心して食べられるように」と岩田さんは話す
 
「人それぞれのおいしい時間に寄り添いたい」ーー。そんな思いをもつ心優しい岩田さんは、ママ会や自治体・学校の懇親会、季節のイベントなど、さまざまなニーズに合わせたプランを提供してきました。アレルギーに配慮したメニューを考えて提供したり、ママ同士でシェアしやすいように料理のボリュームを多めにしたり、子どもたちが多く集まる時にはビュッフェ形式に、パーティーでは席も自由にアレンジするなど、〈Divertente-ディベルテンテ-〉の間口の広さがうかがえます。
 
「私も小さな子どものパパなので、お客さんが子どもとの時間をここで楽しんでくれたら嬉しいです。お子さんが大きくなっても、家族で通いたくなるようなお店でありたいと思っています」
 
「私も小さな子どものパパなので、お客さんが子どもとの時間をここで楽しんでくれたら嬉しいです。お子さんが大きくなっても、家族で通いたくなるようなお店でありたいと思っています」
 
子どもを連れて、家族を誘って、もちろんひとりでも。楽しくておいしい時間を、〈Divertente-ディベルテンテ-〉で満喫してみては。
 

(2020/01/30掲載)

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会える場所 Trattoria Divertente
長野市横沢町717
電話 026-466-6650
ホームページ https://diberuteute.business.site/

毎週水曜定休
11:30-14:30 / 17:30-21:00
 

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