長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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若麻績敏隆さん 善光寺白蓮坊住職/宿坊組合組合長美術と宗教の両面から 人々の心に寄り添い続ける
「宿坊はそれぞれが仏様を祀る寺であり、宿泊者は、聖域の中に泊まる醍醐味を味わうことができます。こうした空間で、祖先やいにしえの人々に思いを馳せたり、善光寺の宗教的な意味合い自問自答したりと、思い思いの時を過ごしていただきたいですね」
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こう話すのは、「善光寺宿坊組合」の今期組合長、白蓮坊住職の若麻績敏隆さん。組合長は2年交代で、現在は2年目の任期にあたります。
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沢井美和さん 声のお仕事「mimmit」 アナウンサー好きこそものの上手なれ。「声の仕事」の可能性を追求
声にまつわる仕事はさまざまなものがあります。表舞台に立つだけでなく、留守番電話や館内放送、店頭プロモーション用の録音など、普段見えないところからも私たちの生活を支えている「声の仕事」。そんな仕事に携わっているのが、フリーアナウンサーの沢井美和さんです。
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最近では、長野朝日放送「今が旬! 信州産を食べよう」のナレーションを務めるなど、その声は一度はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。 -
岡田宜子さん ハワイアン・ロミロミ noriko代表旅をするように働き、身体と心を癒すセラピスト
埼玉県出身の岡田宜子さんは、2011年に独立して「ハワイアンロミロミ noriko」を開業。小さいころ、肩たたきをすると喜んでくれる両親の姿が原体験となり、マッサージや整体の世界に興味を持つようになりました。
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「ずっとマッサージの世界に興味はありましたが、大学で学んだことを生かしたくて就職しました。仕事を3年続けたら、マッサージの世界へ進もうという目標を掲げて、週末には整体やリフレクソロジーなどの学校で勉強を続けていました」 -
岨手由貴子さん 映画監督長編デビュー作が地元でもスタート 日常のキラリと光る瞬間を描く
8月29日(土)から長野相生座・ロキシーでも上映が始まった映画「グッド・ストライプス」。メガホンを取ったのは、長野市出身の映画監督、岨手由貴子(そで・ゆきこ)さんです。これまで短編作品では数々の受賞歴がありますが、本作は初の長編商業作品となります。
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岨手さんは1983年、長野市生まれ。高校は1年で中退しています。
「高1の頃におもしろい映画を観ていて、その流れで中退してからも家でごろごろしながら映画をたくさん観ました」 -
牧野真弓さん 地域おこし協力隊松代地区担当歴史と風土に恵まれた町に 新しい風を吹き込む
昨年から始まった長野市の地域おこし協力隊事業。今年度は6月から9人が加わり、市内各地で農林業などに取り組んでいます。松代地区担当の牧野真弓さんは現在、松代町豊栄地区の野菜生産組合で収穫や出荷などを手伝っています。朝5時半には仕事が始まる毎日ですが、充実していると目を輝かせます。
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岸辰雄さん 桂林 店主権堂で店を構えて31年。長く続ける秘訣は自分のペースでいること
大きな通りに面しているわけではないのに、カウンター席だけの小さな中華食堂「桂林」はいつでもお客さんがいます。ランチ、夕ごはん、飲んだ後の締めなどさまざまなシチュエーションで訪れることができる庶民的な店です。
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今年で63歳になる岸辰推さんが営む中華食堂「桂林」は、中央通りから権堂アーケードに入った1つ目の交差点を右折した先にあります。 -
君島登茂樹さん Farmers kitchen GONDO地元に地元を発信する 農産物のアンテナショップ
長野市権堂アーケード内にある「ファーマーズキッチンGONDO」は、作り手の顔が見える野菜や果樹、それらの加工品を集めたアンテナショップ。今年2014年6月にオープンしました。初めて訪れたお客さんは、少し高い印象を受けるかもしれませんが、店頭に並ぶ野菜は見るからにおいしそうで一度味わってみたくなります。
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小川泰祐さん 小川醸造場 4代目みそは子守をするように、丹精を込めて造り出す
毎年11月に開かれる「全国味噌鑑評会」は、各都道府県から400点以上もの味噌が出品されます。2012年の鑑評会では最高の賞にあたる「農林水産大臣賞」を受賞した小川醸造場は、県内でも特別小さな味噌蔵です。
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りんご栽培などが盛んな長野市津野にある「小川醸造場」。そのはじまりは定かではなく、明治18(1885)年にはすでに麹造りをしていた記録が残されています。 -
櫻井群晃さん 出版&美術企画 桜華書林 オーナー35周年を迎える小さなギャラリーから 可能性を秘めた若手作家の作品を発信
長野市川中島の住宅街にある「出版&美術企画 桜華書林」は、オーナーの櫻井群晃さんが特別な思いを込めて本を制作・出版したり、絵画や彫刻、陶芸といった現代美術の企画・展示・販売をしている自宅兼の小さなギャラリーです。
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これまでに若かりし頃の奈良美智に注目して展覧会を行ったり、まだまだ認知度が低い存在であった草間彌生の作品展示を行ったりと、先見の明を持った展開をしてきました。 -
河島努さん 桃農家/河島農園恵まれた土地で 先人が築いたブランドを守る
長野市川中島町。ここで川中島白桃をはじめ、米や野菜を栽培している河島努さんは今年3月、58歳で勤めていた農協を辞め、兼業から専業農家となりました。
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毎年お盆前後が川中島白桃の出荷の最盛期。汗びっしょりになりながら、河島さんは農業は楽しいと笑顔を見せます。