長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
-
宮下厚さん 諏訪神社瓜割煙火保存会5代目会長荒ぶる火の粉に大歓声 諏訪神社の手作り煙火奉納
9月も半ばに差しかかると、長野市街地では各地の神社で秋祭りの奉納煙火(花火)の音が聞こえるようになります。善光寺の西側、長野市新諏訪町にある諏訪神社で毎年9月23日に奉納される「瓜割煙火(うりわりえんか)」もそのひとつ。盛大な仕掛けで大変に盛り上がる奉納煙火で、天保7(1836)年から続く杜煙火として平10(1998)年に市選択無形民俗文化財に指定されました。
もっと見る -
飯島悠太さん 飯島豆腐店店主/地域おこし協力隊大岡地区担当人気の味をもう一度 豆腐を通じて地域を元気に
かつて地域で人気を集めていた豆腐の味をもう一度―。
もっと見る
地域おこし協力隊大岡地区担当の飯島悠太さんはことし4月、「飯島豆腐店」の屋号を掲げて手作り豆腐の販売を始めました。
地元の人に愛されながら、店主の死去などで数年前に廃業した旭日屋豆腐店。飯島さんは昨年4月、大岡地区に赴任して以降、同店のおかみさんに豆腐作りを学んできました。 -
若麻績敏隆さん 善光寺白蓮坊住職/宿坊組合組合長美術と宗教の両面から 人々の心に寄り添い続ける
「宿坊はそれぞれが仏様を祀る寺であり、宿泊者は、聖域の中に泊まる醍醐味を味わうことができます。こうした空間で、祖先やいにしえの人々に思いを馳せたり、善光寺の宗教的な意味合い自問自答したりと、思い思いの時を過ごしていただきたいですね」
もっと見る
こう話すのは、「善光寺宿坊組合」の今期組合長、白蓮坊住職の若麻績敏隆さん。組合長は2年交代で、現在は2年目の任期にあたります。
-
牧野真弓さん 地域おこし協力隊松代地区担当歴史と風土に恵まれた町に 新しい風を吹き込む
昨年から始まった長野市の地域おこし協力隊事業。今年度は6月から9人が加わり、市内各地で農林業などに取り組んでいます。松代地区担当の牧野真弓さんは現在、松代町豊栄地区の野菜生産組合で収穫や出荷などを手伝っています。朝5時半には仕事が始まる毎日ですが、充実していると目を輝かせます。
もっと見る -
宮入修さん 平成27年度内篠ノ井祗園祭執行委員会 内堀地区執行委員長篠ノ井駅前通りに熱狂を生み、地域住民の絆を強める大獅子
大正3(1914)年、布施村が町制を施行した記念にはじまった「篠ノ井祗園祭」は、芝澤区と内堀区の2つの区が協力して開いています。時代とともに人口が減少する中、100年以上もの歴史を誇る篠ノ井地域最大のお祭りです。
もっと見る
篠ノ井祗園祭に関する史実はほとんど無く、町民によって口伝で残されてきました。そのはじまりは、二葉組合を中心に商店の好景気や町民たちの無病息災を祈念したのではないかといわれています。 -
秦 孝之さん 戸隠山岳救助隊リーダー3つの顔を持つ凄腕の戸隠人
「戸隠は自分の庭。庭で困っている人がいたら、助けるのは当然でしょ。戸隠が好きだからやっているだけ」
もっと見る
こう話すのは信州登山案内人、戸隠山岳救助隊リーダー、レストラン「小鳥の森」の経営者と、3つの顔を持つ秦孝之さんです。
普段レストランを経営している秦さんは、遭難者が出るとすぐさま厨房からヘルメットを被り現場へ向かいます。 -
満尾ひとみさん NECワーキングマザーサロン信越 マドレボニータ自分を主語にして話す人になる「母となってはたらく」を語るサロン
6月28日、長野市内某所で本年度1回目の「NECワーキングマザーサロン信越」が開かれました。
もっと見る
運営の中心を担う満尾さんは、サロンの魅力をこう話します。
「子どもが生まれると知らず知らずのうちに、子ども主体になっていたということに気付かされます。母となって働くということは、個人的なことや家庭の事情など、プライベートに関わること。だから、そうした背景も含めて安心して話せる場になるようデザインされています」 -
三井五夜子さん 社会福祉法人ハーモニー福祉会理事長 ケアハウス レインボーわかつき・シニアパレス レインボー施設長地域の人々が安心して幸せに暮らせる 地域福祉の拠点をつくりたい
長野市から飯綱町方面へと抜ける若槻大通り沿いの田んぼに囲まれた一角に、大きな福祉施設があります。高齢者と障がい者、児童の福祉施設が一体運営され、子どもからお年寄りまで、誰もが生き生きと楽しく過ごせる「地域総合福祉タウン」ともいえるこの施設を経営するのが、長年「地域の人たちのための福祉拠点となるような施設をつくりたい」と思い描いてきた施設長の三井五夜子さんです。
もっと見る -
横田悦二郎さん 西後町区長/横文店主/大学教授/経営コンサルタント歴史あるながの祇園祭を 町に溶け込むきっかけに
ながの祗園祭はかつて三大祇園祭のひとつと数えられた盛大なお祭りでしたが、経済的事情などにより一時中断していました。しかし、復活を望む声が高まり、平成24年から毎年、開催されています。
もっと見る
西後町の区長で陶器などを販売する「横文」の店主、横田悦二郎さんは、大学進学から40年をほぼ首都圏で過ごし、62歳で長野に戻ってきました。しかし、その40年の間も、地元・西後町の屋台が出る際は必ず帰郷し、祭りに参加してきました。 -
相澤啓一さん ながの軽トラ市実行委員会 事務局長活気あふれる軽トラ市を舞台裏で支える
今年で5年目を迎えた「ながの軽トラ市」。ここ数年は平均50台以上の軽トラが並び、新鮮な農産物などを求める多くの買い物客でにぎわいます。
もっと見る
実行委員会の事務局長、相澤啓一さんは立ち上げからながの軽トラ市に携わってきました。