



長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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牧野真弓さん 地域おこし協力隊松代地区担当歴史と風土に恵まれた町に 新しい風を吹き込む
昨年から始まった長野市の地域おこし協力隊事業。今年度は6月から9人が加わり、市内各地で農林業などに取り組んでいます。松代地区担当の牧野真弓さんは現在、松代町豊栄地区の野菜生産組合で収穫や出荷などを手伝っています。朝5時半には仕事が始まる毎日ですが、充実していると目を輝かせます。
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宮入修さん 平成27年度内篠ノ井祗園祭執行委員会 内堀地区執行委員長篠ノ井駅前通りに熱狂を生み、地域住民の絆を強める大獅子
大正3(1914)年、布施村が町制を施行した記念にはじまった「篠ノ井祗園祭」は、芝澤区と内堀区の2つの区が協力して開いています。時代とともに人口が減少する中、100年以上もの歴史を誇る篠ノ井地域最大のお祭りです。
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篠ノ井祗園祭に関する史実はほとんど無く、町民によって口伝で残されてきました。そのはじまりは、二葉組合を中心に商店の好景気や町民たちの無病息災を祈念したのではないかといわれています。 -
秦 孝之さん 戸隠山岳救助隊リーダー3つの顔を持つ凄腕の戸隠人
「戸隠は自分の庭。庭で困っている人がいたら、助けるのは当然でしょ。戸隠が好きだからやっているだけ」
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こう話すのは信州登山案内人、戸隠山岳救助隊リーダー、レストラン「小鳥の森」の経営者と、3つの顔を持つ秦孝之さんです。
普段レストランを経営している秦さんは、遭難者が出るとすぐさま厨房からヘルメットを被り現場へ向かいます。 -
満尾ひとみさん NECワーキングマザーサロン信越 マドレボニータ自分を主語にして話す人になる「母となってはたらく」を語るサロン
6月28日、長野市内某所で本年度1回目の「NECワーキングマザーサロン信越」が開かれました。
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運営の中心を担う満尾さんは、サロンの魅力をこう話します。
「子どもが生まれると知らず知らずのうちに、子ども主体になっていたということに気付かされます。母となって働くということは、個人的なことや家庭の事情など、プライベートに関わること。だから、そうした背景も含めて安心して話せる場になるようデザインされています」 -
三井五夜子さん 社会福祉法人ハーモニー福祉会理事長 ケアハウス レインボーわかつき・シニアパレス レインボー施設長地域の人々が安心して幸せに暮らせる 地域福祉の拠点をつくりたい
長野市から飯綱町方面へと抜ける若槻大通り沿いの田んぼに囲まれた一角に、大きな福祉施設があります。高齢者と障がい者、児童の福祉施設が一体運営され、子どもからお年寄りまで、誰もが生き生きと楽しく過ごせる「地域総合福祉タウン」ともいえるこの施設を経営するのが、長年「地域の人たちのための福祉拠点となるような施設をつくりたい」と思い描いてきた施設長の三井五夜子さんです。
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横田悦二郎さん 西後町区長/横文店主/大学教授/経営コンサルタント歴史あるながの祇園祭を 町に溶け込むきっかけに
ながの祗園祭はかつて三大祇園祭のひとつと数えられた盛大なお祭りでしたが、経済的事情などにより一時中断していました。しかし、復活を望む声が高まり、平成24年から毎年、開催されています。
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西後町の区長で陶器などを販売する「横文」の店主、横田悦二郎さんは、大学進学から40年をほぼ首都圏で過ごし、62歳で長野に戻ってきました。しかし、その40年の間も、地元・西後町の屋台が出る際は必ず帰郷し、祭りに参加してきました。 -
相澤啓一さん ながの軽トラ市実行委員会 事務局長活気あふれる軽トラ市を舞台裏で支える
今年で5年目を迎えた「ながの軽トラ市」。ここ数年は平均50台以上の軽トラが並び、新鮮な農産物などを求める多くの買い物客でにぎわいます。
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実行委員会の事務局長、相澤啓一さんは立ち上げからながの軽トラ市に携わってきました。 -
青木宏さん 日本写真館協会長野支部長/青木写真館店主ながく大事にされるポートレイトを残す
77歳で喜寿を迎えた長野市民は、写真館で、無料でポートレイトを撮ってもらえることをご存知でしょうか。日本写真館協会長野支部が約40年前から始めた社会奉仕事業が、少しずつかたちを変え、長野市の補助などを受けながら続いています。
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長野支部長で青木写真館の店主、青木宏さんはこう話します。 -
宵野間信行さん 長喜園3代目店主何杯飲んでも、飽きない。日常に寄り添うお茶を届けたい
明治37(1904)年、創業者である宵野間長吉さんと奥さまの喜代さんが始めたお茶屋「長喜園」。かつてこの地域に住む人の多くは、小諸の酢屋久左衛門商店で修業をしたといわれています。創業者である長吉さんもそのひとりで、修業で培った経験を元にお茶屋を始めました。
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3代目店主の宵野間信行さんは大学で経済を専攻し、広告研究やマーケティングについて勉強。卒業と同時に3代目として跡を継ぎました。当時は地元商店が多く、家業を継ぐ友人も周りにいたそうです。 -
竹下多美さん 長野市立博物館 学芸員飯縄信仰のシンボルを通して 中世の祈りに思いを馳せる
5月31日まで長野市立博物館で開かれている特別展「狐にまつわる神々」。企画した学芸員の竹下多美さんは、今回の展示の魅力をこう語ります。
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「明治時代に廃仏毀釈があって、われわれの先祖がずっと信じてきたものが、ガラッと変えられてしまっていることに、多くの人が気付いていません。でも、狐を通すと、闇に葬られてしまった世界みたいなものが、すごくよく見えてくるんです。中世の人の祈りとか願いを感じてもらいたいですね」