長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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田辺智隆さん 戸隠地質化石博物館 学芸員訪れる人を対話で楽しませる名物学芸員 展示物とお客さんとの距離を縮める新しい博物館
ここでは、展示物が単に展示されているだけではありません。そして学芸員も一方的に話すだけではありません。対話があり、見る、聞く、触る、嗅ぐといった複数の感覚で、そのモノが持つ意味や価値を考える場所です。
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そして、いつの間にか日常の中で見過ごしてきたことの多さに気づかされます。
「博物館は発想を豊かにする場所。今の学校にはできないような、『発見する喜び』を提供するのが博物館の役割だと思っています」 -
石黒ちとせさん 株式会社アドイシグロ代表取締役社長/光ハイツ オーナー看板屋さんがつくる 人とまちをつなぐ「ビンテージビル」
街の中には数えきれないほどの看板が立っています。私は昔から看板を見るのが好きで、ここ、アドイシグロの立体看板(というかオブジェ)にはずっと注目していました。2014年6月現在はペガサスが立てられていますが、どうやら干支のオブジェを作っているようで、以前は鳥だったり、竜だったりしたこともありました。しかも片手間で作ったのではなく、きちんと作りこんだ感じが一目で伝わってきます。きっとユニークな会社に違いないと気になっていましたが、取材に伺うと、やはり、ふつうの看板屋さんとは違っていました。
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高山さや佳さん Happy Spot Club代表街中でモヤモヤ考えてほしいこと
「私たちは確かにイベントをやるんですが"イベント屋さん"じゃないんです。イベントを通して、そこに物語が生まれるように工夫をしています」
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そう話してくれたのは、児童福祉施設や老人福祉施設、障がい者福祉施設などで行われるイベントを運営、サポートするボランティア団体「Happy Spot Club」(通称・ハピスポ)の代表・高山さや佳さん。 -
新井友訓(とものり)さん 素桜神社の神代桜 保存会会長神代桜と共に暮らし四季を見守る桜守
4月28日満開。
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長野市泉平にある素桜神社の神代桜が今年も咲きました。この桜は国の天然記念物にも指定されているほど歴史が長く樹齢は約1200年と言われています。
「今年も見事に満開になりましたよ。木の上の方まで花付きも良くてね」
取材した4月下旬はちょうど満開の時期。
神代桜の桜守、新井友訓さんは嬉しそうに桜を見つめ、そう話してくれました。
新井さんは今年から神代桜保存会の会長も引き受けています。 -
中島夕絵(せきえ)さん 善光寺びんずる市事務局長多彩な経験を生かし「びんずる市」を運営する縁の下の力持ち
昔から庶民に開かれたお寺として知られる善光寺ですが、お寺はお寺、街は街、それぞれが凝り固まった印象を受けていたのは僕だけではないでしょう。しかし、「善光寺びんずる市」はそんな雰囲気を払拭し、お寺と街を繋いでくれたように感じます。
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そのびんずる市の事務局を務めているのが中島夕絵さんです。
中島さんは、約100店舗ある出展者との対応に加え、事務、広報、善光寺事務局との連携などを一手に引き受けています。 -
箱山正一さん 西之門町青年部長/箱山ふとん店四代目小さな街の元気な町おこし
西之門町は小さな街です。人口は42人、世帯数は18に過ぎません(平成21年時点)。 その小さな街の青年部が元気です。 町独自で開催している青空市「西の門市」は5年目を迎え、賑わいを見せています。また、善光寺門前から歓楽街・権堂にかけて、空き家を見学して回る「空き家めぐり」が始まり、町内に荒物雑貨店を改装した新たなレストランが開店しました。善光寺門前の近隣の町でも古い蔵が改装されてシェアオフィスができました。
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箱山さんもすぐにその動きの中心となって働き始めるようになります。