長野市人物図鑑
長野市には魅力あふれる人、
輝いている人がたくさんいます。
その人たちが街の魅力をつくっています。
輝いている人たちを通じて、
長野市をもっと声高に自慢できるように、
そして多くの方に「あの人にあいたい!」と
思って長野市を訪ねてもらいたい。
それが「長野市人物図鑑」です。
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藤田治さん 藤田九衛門商店 店主鯉を焼き上げた浪速の革命家
2014年5月5日こどもの日。この日めでたく1歳の誕生日を迎えたのは、善光寺門前町に店を構える藤田九衛門(くえもん)商店です。
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名前だけ聞くと老舗の酒蔵や味噌蔵などをイメージする方もいるかもしれません。
しかしこのお店は「鯉焼き」を販売しているんです。もう一度言います。たい焼きではありません、こい焼きです。
「正直こんなに売れるとは思いませんでした。1日50個売れればいいだろうくらいに思っていましたから」
オープンする前の心境を振り返るのは藤田九衛門商店の店主、藤田治さんです。 -
大久保邦博さん 世界食道オーナー世界を照らす権堂の小さな灯台
「世界で羽ばたく若者の手助けになるような空間にしたい」
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長野市権堂町にある、世界各国の料理が日替わりで楽しめる「世界食道」のオーナー大久保邦博さんはそう言います。
大久保さんの前職は公務員でした。28年間勤務したのち、自分のこれだというものを見つけるために退職し、世界中を巡る旅に出る決意をします。
「今まで、ヨーロッパを中心に50か国ほどを旅してきましたが、一番印象に残っているのはアイルランドですね。どんな小さい町にでもBarがあって、1日中開いてるんですよ。いつでも気軽に入れて、ギネスビールと音楽がそこにはある。皆、初対面の人にも気軽に話しかけてきてくれるんですよ。それが居心地良くて。」 -
小山修也(のぶや)さん カネマツ倶楽部信州松代の「古き良き伝統」守る八百屋の若頭
長野市松代にある八百屋「カネマツ倶楽部」。
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「俺の曾じいちゃんが、戸板1枚の上に仕入れた野菜を並べて売りだしたのが八百屋の始まりでした」
こう話すのは家業に就いて4年目を迎えた小山修也さん。カネマツ倶楽部のルーツから現在の幅広い活動までを話してくれました。 -
中澤雄介さん ピザ店「TIKU-」(チクー)店主強い思いをもって厳選した素材を味わえる絶品ピザ店
最初にTIKU-のピザを食べたときのことをどう表現したらよいか悩みました。
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味覚を通り越して、感動の域に達しているとでもいいましょうか。
撮影に付き添った編集部新津くんは感嘆の声を上げたあと「僕の中でピッツァの歴史が変わりました」とつぶやきました。
大げさかどうかは、読者の皆様にも是非ご賞味いただいてご判断ください。 -
中島麻希さん 1級フードアナリスト/(社)日本フードアナリスト協会 認定講師笑顔を伝える「食の情報」の専門家
中島麻希さんは、県内初にして唯一(2014年5月現在)の1級フードアナリストです。
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「フードアナリスト」とは...。ちょっと長くなりますが、一言で言い表せないのでお付き合いください。
飲食店の情報はもとより、食材、食育、栄養学、レストランの内装、サービス、料理の歴史、食に関する法律、マーケティング、食のトレンドまで、あらゆる角度から食の知識を持ち、多面的に中立で公平な立場から、食・食空間を評価・分析する人のこと。
すなわち、「食の情報」の専門家です。 -
久保田清隆さん まごころ・ふれあい農園純粋な長野の恵みをアクティブに育てる農業人
有機野菜を年間100品目以上作っている農業人を長野市中条で見つけました。
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農薬や化学肥料を使わない有機農園「まごころ・ふれあい農園」を営んでいる久保田清隆さんです。
久保田さんの農園は虫倉山の中腹にあります。 -
宮澤幸男さん 猟師/ラーメン店「八珍」店主自然とラーメンをこよなく愛するハンター料理人
今回ご紹介するのは、普段はラーメン屋を営みながらも、山に猟に出て鳥を射止める"ハンター料理人"宮澤幸男さんです。3月中旬のまだ肌寒い日に、私は佐久平国際射撃場に向かいました。
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実はその数週間に宮澤さんのことを新聞で知り取材依頼をしたところ、残念ながら今は猟がシーズンオフとのことでした。
言葉に詰まる私に、「あっでもね、来週射撃をするから見においでよ」と気軽に声をかけてくれた宮澤さん。
まだ会ったこともない私を昔からの友人に声をかけるように、ごく自然に誘ってくださったことに感謝し、二つ返事で「行きます!」と答えました。